2021/9/1

【接触事故】自動運転バス、運行再開の「5つのポイント」

NewsPicks記者
8月26日、東京パラリンピックの選手村で自動運転バスが視覚障がい者の柔道選手と接触する事故が発生した。
選手に目立った外傷などはなかったものの、事故の2日後に迫った試合は、大事を取って欠場となった。
その後、自動運転バスの運行は全面的に中断されたが、運行者のトヨタ自動車と大会組織委員会は係員を増やすなどの対策を講じ、8月31日に運行を再開した。
接触事故はどのような状況下で発生してしまったのか。関係者への取材をもとにNewsPicks編集部がアップデートする。
INDEX
  • Q. 事故当時の状況は?
  • Q. トヨタの社長はどう語った?
  • Q. どんな対策で運行再開?
  • Q.「e-Palette」ってどんな車両?
  • 論点:自動運転の「難しさ」

Q. 事故当時の状況は?

A. トヨタによると右折時の事故。当局からの詳細の発表なし
事故が起きた日時は、8月26日(木曜日)の午後2時ごろ。
東京都中央区晴海の東京パラリンピック選手村の中の交差点で起きた。