南アで新たなコロナ変異株、感染力など調査中 WHOに報告
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5月に見つかり、南ア国内で少しつづ地域を広げて広がっていたC.1.2。特定したとして昨日からニュースになっています。
発見から3カ月たったいまのところ、南アの感染数はそこそこ抑えられており、ワクチン接種はJ&Jとファイザー中心に1回目15%まであがってきています。
https://abp.co.jp/perspectives/business/Corona_data.html変異株は日常的に生まれてる。問題はそれが『強い』変異かどうか?だ。南アフリカの人口は6000万人弱。人口14億人のインドの感染爆発で生まれたいくつもの変異株の中で淘汰を生き抜き、最強の座についたデルタ株より、強くないのでは?というのは希望的観測か?
南アフリカは今回のウイルスゲノム解析での貢献は大きい。
原典はmedRxivのこれかと
https://www.medrxiv.org/content/10.1101/2021.08.20.21262342v1.full
情報が少ないのですが、研究者の名前と内容からの推察。ちなみに国際的な創薬研究ネットワークSPARK Globalの同僚も参画。
見出しだと南アフリカが多くの新しい株の発信源ように見えるけど、彼らの考察では、新たな変異の蓄積は感染拡大の波とともに起こることが知られているので、今回も南アフリカの第3波の影響と見られるとのこと。論文では冷静にウイルスの拡大と変異の蓄積の分析が行われています(このチームは今年2月にもNatureに論文を発表してます)。多分日本でも同様の傾向は見られるんでしょう。
ちなみに彼らも貢献している、COVID-19変異の分析結果の集まっている国際的な情報サイトはこちら。
https://nextstrain.org/ncov/gisaid/global?fbclid=IwAR2AicPvNW1lir0sm8VziaNegBjo1IsXzk8eI9S0itcif8V5LzQz1ciZkkY&lang=ja