機械学習で古文書のくずし字を読み取れるアプリ「みを」、正式公開
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バリキャリ熊ことカラーヌワット・タリンさんのくずし字解読AIプロジェクトがついにアプリローンチ。さっそく春画に刷られた文解読して令和のエロ本と比較対象しようとする絵師などいて、それにまた開発者バリキャリ熊さんがいいねしてたりと微笑ましい。ほんとうにこの開発者の方は凄いと思う。twitterこちら
https://twitter.com/tkasasagi
で、肝心のアプリをさっそくダウンロードして手元の高野切とか芭蕉直筆とか解読してみたのだが、現段階では課題はありというのが正直なところであり、2年ばかし書道やった自分の方がまだ読めるのが現状ではあるだが、AIなのでそんなのは学習で抜いていくもののはずで、これからいかに自分の付け焼刃をF1級で抜いていくのかがむしろ楽しみといえる。
アプリから読みの訂正フィ―ドバックとかできないだろうか?AIのブラッシュアップに貢献したくなる。
どういう用途があるのか、なかなか想像がつかないという人が多いのは仕方なく、確かに「現代人の毎日の生活に役立つアプリ」とは言い難い。
だが、国文学や日本美術の愛好家以外でも、歴史学や考古学の分野で役立つことは考えられる。ただ保存してある中近世の行政文書や、農家の蔵から出てきた土地や年貢関連の文書、古い屏風の下地に使われていた反古紙などが機械的に解読できることで、これまででは考えられなかった様々な発見が出てくる可能性がある。このアプリであれば,個人情報が撮影対象に含まれるという懸念は少ない気がするので,うまいことこういうアプリの利用者の画像データを使って学習精度を上げていく仕組みが絡められると面白いですね.