グローバル投資を呼び込むには欠かせない？ESGマーケティングとは - Truestar Consulting Group

コメント

選択しているユーザー

• 渡辺 珠子

  株式会社日本総合研究所 スペシャリスト

  ・2021年09月01日

  株主に自社のESG側面を説明するという話なら、GRIやSASBなどESGに関する情報開示のあり方を参照して説明することをまずは考えるべきでしょう。もちろん情報開示のあり方として、自社ビジネスがどのように環境・社会価値を生み出しているのかというシナリオを提示することを重視するESG投資家は多いです。
  
  最近SDGsやESGへの注目が高まるにつれて、ウォッシュと呼ばれる誇張したPRや虚偽も散見されるようになりました。企業のESG評価・分析の仕事をしている身からすると、「マーケティング」と捉えた結果ウォッシュを助長しそうなニオイもします。なので、自社の環境・社会価値創出シナリオを描いたのち、果たして確実にそのシナリオを辿っているかを客観性高く評価する体制も整えることが大事だと思います。

注目のコメント

• 吉田 和樹

  食品メーカー

  ・2021年08月30日

  ESGマーケティングという造語はちょっとざっくりしすぎているかもしれませんが、企業視点のプロダクトアウト、顧客視点のマーケットインだけでなく、投資家視点で製品開発をしていくことの重要性が高まっています。
  原料のサステナブルな認証制度の付与、企業のCO2削減目標などは、顧客にメリットがあることは少なく、なぜここまで社会や環境志向が強まっているか疑問に思うことがありました。
  欧米では企業は株主のものと考えが強く、投資家にメリットがないと投資を受けられずに事業継続、持続可能が担保できない。もしくは投資家の評価がそのまま経営陣の評価へ繋がっており、先進的なNPOと投資家が組んで、社会にブームを起こして（カーボンニュートラルなどのその典型例）、顧客が後からついてきている状況になっているのではと感じております。