「異次元緩和は机上の空論だった」それでも日銀が"失敗"を認めない本当の理由 - 「将来世代にツケを回すだけ」
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異次元緩和はクルーグマンの考えに基づくとされているが、異次元緩和は日本のリフレ派と言われる人達の考えに基づいており、クルーグマンとは似ているとは言え異なるものだ。クルーグマンのフォーワードガイダンスによる金融政策は、財政政策の補完的役割であり、また量的緩和を重視してはいない。量的緩和で期待インフレが起こるというのはリフレ派独特の主張であり、経済学的には根拠不明だった。結果はもちろん現実が示す通り。
注目のコメント
金融政策が万能ではないのですから、金融政策ですべてうまくいくわけではありません。そんなことは黒田氏をはじめ誰も言っていないのではないかと思います
では金融緩和は必要でなかったか、と問えばどうでしょうか。いかに緊縮的な経済学者であっても、現代のマクロ経済学に則るならば、現在のような状況では金融緩和は必要であるという意見が主流派だと思います(追記:クルーグマンを含みます)
このことは私は必要条件的な制約と表現しますが、必要条件と十分条件を混同したり、藁人形論法のような議論は、あまり日本と世界の経済にとって建設的ではない気がします
たとえばクルーグマンとブランシャール、あるいはイエレンとサマーズの議論対論はとても水準が高く建設的です
カプランとウォーレンですらそうです
日本でもぜひこうでありたいものです「8年以上目標を達成できていない…」
じゃあその前の10年は達成できていたのでしょうか?いや、少なくも20年くらいは間違え続けて来たと思うけどw
世界がインフレ政策とっているにも関わらず、デフレ政策を取り続けて来た日銀の罪は大きいと思いますよ。