立教大学ビジネススクール 田中道昭教授の熱血講義『世界最先端のデジタルシフト戦略』Vol.1 最速10分で商品が手元に。「ダークコンビニ」に学ぶ、未来のコンビニ像
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ダークコンビニとは、店舗をもたず倉庫から配送するオンラインコンビニ。配送のスピードと配送料金の安さで事業を伸ばしています。米国では「デリバリ―テック」、配達テクノロジーとも呼ばれており、ビッグデータを集積してAIで解析して、売れ筋商品3千点に特化し、最適ルートで配達し、配達時間も、30分、15分、最近では10分を謳うところまで出てきています。配送料金は会員制月額6ドル程度払うとあとは無料。コロナ禍で3密回避のニーズが高まり消費者が求める利便性も高まっています。コンビニだけではなく、すべての業種で利便性を高めていくことが求められているのではないかと思います。
この「ダーク=倉庫」において、倉庫と店舗の考え方が曖昧になりつつある点も面白いです。
コロナ禍でAmazon傘下の生鮮食品のWholeFoodsは、客が減った一部店舗を宅配用在庫置き場と併用しました。
シリコンバレーにもその店舗がいくつかあったのですが、大量の商品をカートでピックアップするスタッフが店に溢れて、客として行くと少し異様な光景(笑)
コンビニのようなハブ倉庫を持たない大型店ストアだとこのモデルもあるかな、と。
逆に倉庫に客を入れて安く売るのがCostco。
デリバリー系は水平型のインスタカートなども数年前から活況を帯びていて、ECの進化スピードは日本とは比較にならないほど速いですね。
自社配送が主流になりつつあるので、ECの勝ち残りはラストワンマイルまでを含めたトータルのビジネス設計が重要な要素になりそうです。【新規連載スタート!世界最先端のデジタルシフト戦略:立教大学ビジネススクール教授 田中道昭氏】
アメリカで生まれた「ダークコンビニ」は、コロナ禍において三密回避ができる新しいビジネス業態として注目されています。店舗を持たずに取扱商品を厳選して、オーダーが入れば最速10分という超短時間で商品を届けるサービスが支持を集め、いまでは各国で同業態が生まれているほど。そのターゲットは一般消費者のみならず、B2B業界にも拡大中です。
三密回避が求められる時代において、コンビニはどのように変化していくべきなのでしょうか。アメリカの事例も踏まえながら、AIやDXを活用した未来のコンビニの姿について、GAFA等メガテック企業の戦略にも詳しい、立教大学ビジネススクール田中道昭教授に徹底解説いただきました。
ぜひご一読ください。