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注射器の針刺し時ゴム破片混入か 沖縄の異物混入で厚労省

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    専修大学 商学部教授

    モデルナ社ワクチンへの異物混入については、最初の報道へのコメントで、可能性の1つとしては「ゴム片」も考慮されることを書きました。異物混入の報道により、また政府の要請により、「バイアル瓶中に異物がないかよく確認して接種」が改めて伝えられた結果、今後も「ゴム片」の発見率が上がると思われます(見つかること自体は悪いことではありませんが、発生させない対処が必要です)。

    「モデルナのワクチン 一部に異物混入 約160万回分使用見合わせ」(NHK 2021年8月26日)
    https://newspicks.com/news/6132181?ref=user_1310166

    注射器の針は垂直に差し込み垂直に抜かないと、斜めに切られている針の先端がバイアル瓶口のゴムを切り取り、瓶の中に落としてしまうことが知られています(コアリング)。薬液採取時、同じ場所に針を刺すと起こりやすくなるとも言われています(同ワクチンは同じバイアルから5~6回採取されます)。メーカーが推奨する器具ではテストをしていますが、ユーザーの自己判断で使われた器具については、(テストされておらず)不適合が生じやすくなります。

    この場合の「ゴム片混入」は、薬液吸い上げ時の注射針の操作に起因しています。注射時に切り取られたゴム片の場合には特徴的な断面が見られるので、「その点についてはほぼ問題ない」との結論が速やかに出されると思います。

    ただ、沖縄の異物混入の原因がそうであっても、未使用のバイアルから見つかっている異物はこれとは異なるため、原因が調査されるまでに時間がかかると思われます。いずれにせよ、「すべてがそう」との断定を行なわないこと大切です。そのことも有識者委員はわかっていますので、事例毎に慎重な調査が続けられます。

    新型コロナワクチンに関しては通常の医薬品のケースと異なり、政府はモデルナ社に委託製造させている立場(製造最終責任は政府)だと思われます。武田薬品については、日本での承認申請、流通、情報提供収集の代行に関与するのみです(同社は製造責任に一切関係しないとみられ、隠蔽の動機自体ありません)。

    関連記事
    「使用見合わせ外で異物混入 沖縄、モデルナ製ワクチン」(共同通信 2021年8月29日)
    https://newspicks.com/news/6141108?ref=user_1310166


  • 株式会社クロト・パートナーズ 代表取締役

    この指摘なら全接種に該当するが。。それとも【大本営】的な「現地調達」的「現場の責任転嫁」の帰結か?事後的な検証項目がまた一つ。


  • コアリングがわかりづらいかと思いますが、バイアル(液体が入った瓶)の蓋を取るとゴム栓があります。ゴム栓面に対して注射針を垂直に入れるとゴムを削ることなく、バイアルの中の液体を取ることができます。

    しかし、注射針を斜めに刺したり、ひねるとゴムが削れて液体の中に混ざる可能性があります。
    この記事の厚労省の調査結果は、ゴム栓が削れたものとの結果です。

    ゴム片を「コア」と言い、ゴム栓が削り取られることを「コアリング」と言います。
    注射の手技で、コアリングを起こさないよう垂直に刺すようにとの研修もよくあります。

    1つのバイアルから複数回取る場合のコアリングを起こさない方法もあり、医療従事者の皆様は今回、多くの回数を日々対応されているので大変だと思います。


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