ゲノム編集で難病治療 欧米勢、2~3年後にも
日本経済新聞
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数年前に受精卵にゲノム編集を行って世界で初めて”デザイナー”ベビーが生まれた件がありました。これは倫理面で世界中から袋叩きにされ、実施学者は逮捕され実刑判決となりました。
親からのHIV感染可能性がありそれを防ぐ目的での遺伝子編集だったのですが、この記事にあるような難病治療のための生体遺伝子の編集には倫理面での問題は存在しないんでしょうか。
操作編集する対象は同じ人の遺伝子であり、病気の治療・予防という目的も同じ。でも、受精時点だと人間デザインでありNGで犯罪、分化して生まれた後は治療予防でありOKで先進医療。
受精時点だと分化の方向性に倫理面で問題のある影響も与えうるのでNGといという事なのかもしれませんが、そもそも何がデザインで何が治療なんでしょうか。その線引きは明確ではなく、今進んでいるゲノム編集治療にも倫理的な問題が内在するように思います。▼クリスパー・キャス9 動植物の遺伝子を自由に改変するゲノム編集技術の一つ。異常が起きた遺伝子をピンポイントで取り除いたり、治療用の遺伝子を挿入したりして病気を治療できるとのこと。