「小中高を通して読書好き」、思考・行動力が高い大人に…男女5000人調査 : ニュース : 教育 : 教育・受験・就活
読売新聞
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注目のコメント
読書量、読む習慣の素晴らしさを、能力の高さという本人にとっての実利だけで測るのは、なんとも寂しい
人の話を受けとめる包容力とか、人を思いやる行動力のような、周りの人への影響や、本を通じた人となりや人生の変化のようなものも知りたいところ
加えて、調査対象が20歳から60歳まで幅広いのも気になるし、調査方法が自己申告制となると、「本をよく読む人ほど自信がある」とか「本をよく読む人は能力が高いと、思う風潮がある」という他の要素の影響が出てしまいそう因果関係が逆という話もどこかでみたような気がします。そもそも今回の記事は相関関係を示しているだけです。
裕福な家庭→本が家にたくさんある→本に触れる機会が多い→本を読む量が多い
本を読むから思考・行動力が高いのではなく、本に触れる機会が多い家庭は親が優秀でありそこの子供も生まれつき優秀である場合が多い。
ということは本を読むかどうかに関わらず遺伝的に思考・行動力が高いということが決まっているらしいです。
たまたま裕福で優秀な遺伝子を持った子供の家には本と触れる環境が多いというだけです。そもそも目的なく読書することはない。
行動全般がそうだが、何らかの情報を得ようとしたときに体系的に整理された情報を取りに行く姿勢としての積極性・意欲は記事にあるように高くなるかと思う。
加えて、情報収集ではなく小説やエッセイなど、その世界観や多様な登場人物の境遇・想い・考えに触れることは自分の中の多様性の醸成につながり、他者への興味や理解、積極的関与といった人間性にも影響は大きいだろう。