コロナ自宅療養急増で「パルスオキシメーター」など生産急ぐ 半導体不足の影響も
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PCRもパルスオキシメーターも人体の状態を可視化する道具です。正しく知ってお使い下さい。タバコを吸う人は元々低いです。医療現場では血圧を例に取ると、不眠で血圧測ったら160mmHgもあるけど大丈夫?という人が夜間救急外来を受診されます(症例にもよりますが寝たら下がる)。病気が見つかることも増えますが、不安になる方も多いです。
SARS-CoV-2は特別です。総合診療科として患者さんを見るときに重要なのは、今まではSpO2よりも呼吸回数ですと医学生にも指導してきました。タバコ、マニキュア、特殊な血液疾患、血流が元々悪いご高齢の方、認知症の方などは呼吸回数の方が優秀です。今回のSARS-CoV-2は急激に呼吸状態が悪くなるため注意が必要です。ハッピーハイポキシア(幸せな低酸素)と言ったりします。
日本語ハッピーハイポキシアhttps://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/blog/kurahara/202107/570954.html
でも皆さん中国製のチープなスマートウォッチ(他にも様々なモニターあり)でも測定できますよ〜。昨年はパルスオキシメーターの粗悪品がネットに溢れているとの話題で持ちきりだった。今はどうなのだろう。国産品を正規ルートで買うのが一番確実なことは間違いない。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210212/k10012862401000.html
また腕から先が冷えて血行が悪いと値が低めに出る。低い値が出た時は、左右の手で差があるかどうか、いつもより冷えていないかなど総合的に判断したい。それとマニキュアはダメです。パルスオキシメータは日本光電の青柳さんが昭和49年の47年前に発明したものだ。血液を採取しないで、血中酸素濃度を測れる優れモノで、痛みも無い。
AppleWatch6やGarminWatchのスマートウォッチなどにも採用され機能を搭載している。
ただ、東京都の保険所が緊急搬送の入院基準に80%台を求める使い方は間違っているはず。東京都が入院を抑制するツールに使い、結果として中等症、重症者を増やす使い方になっているのではと危惧する。