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エネルギーと食料を除くコアPCEの前年比も2月以降7月まで2.0%、3.1%、3.5%、3.6%、3.6%と上昇、高止まりが続いています。「上昇率は1991年1月(4.5%)以来、30年6カ月ぶりの大きさ」とのことですが、当時はFRBがインフレ抑制に動くことが多かった時代です。
デフレと低インフレが長く続いて容易にインフレ期待が高まらない日本と異なり、米国でこの状況が続けばインフレ期待が高まりすぎて過度なインフレが起きないとも限りません。かつてはインフレ率を抑えるためだったインフレ目標が近時はインフレ率を高める目標に転じた感がありますが、FRBがインフレ率を抑制する必要が出てくる可能性無きにしも非ずかも。仮にそんなことが起きたら低金利とカネ余りに慣れた市場と各国の経済に与える影響は大きいでしょうから、暫く目が離せません。FRBが主張してきた通り、果たして一時的なものに終わるのか (・・?
需要が増えたことなどが要因となってますが、半導体不足や空輸制約など供給面の要因も無視できないでしょう。
ラスパイレスではなく、このためCPIより低めに出やすいPCEで4.2%というのは、相当高いですね。

ジャクソンホールでのパウエルさんのスピーチ、メディアは(予想通り)テーパリングの文言ばかり注目していますが、後半、物価に関してなかなか含蓄の深いこと(供給要因と基調的なトレンドの識別は、歴史的に見てもいかに難しいか等)が書いてあり、「ここに起草担当者は魂を込めたんだなあ」という思いが伝わるものでした。
物価上昇率が3.5%を超えると消費者信頼感指数が急落して耐久消費財の消費が減速します。物価の上昇が一時的かどうかが大事なのは、消費減速が一時的かどうかに直結するからです。アジアのコロナ感染が収まらないと工業製品のサプライチェーンが滞り部品不足から値上がりします。物価の先行きを見る上では広く世界を見渡す必要があると思います。