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アフガン爆発 米大統領 “IS地域組織が犯行”「代償払わせる」

NHKニュース
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  • 学者大学教員、一般社団法人理事、コンサルティング会社顧問

    イスラム国ホラサンにはタリバンやハッカニーネットワークからの離反者がいて、フランス人や中央アジア出身者も少ないですが入っています。アルカイダにとっては、タリバンが実権を握った、アメリカが撤退したという二重の勝利を意味し、ソ連に続きアメリカにムジャヒディンは勝ったと思っている。


注目のコメント

  • 暦オタ・ガジェオタ・ミリオタ・時々謎のPro Picer

    イスラム国ホラサン州は,パキスタンの反体制組織パキスタン・タリバン運動(似たよう名前ですがアフガニスタンのタリバンとは関係ありません)指揮官の一人ハフィズ・サイード・カーンがイスラム国に忠誠を誓い2015年に設立されました。

    イスラム国〇〇州という名称は、イスラム原理主義のフランチャイズのようなもので、このようにその暖簾を使いたい組織が、イスラム国に忠誠を誓うことで、与えられるものです。
    暖簾としては強力なプランド力があり、特に戦闘員のリクルーティングには絶大な威力を発揮します。

    ホラサン州はアフガニスタンとパキスタンの両国(のちにパキスタン州は別に暖簾分けされた)を含む領域が勢力範囲とされましたが、これを脅威と受け止めたアメリカ軍により、2016年大規模掃討作戦が実施され、ハフィズは死亡、組織も大打撃を受け、跡を継いだアブ・サイードも2017年にアメリカのドローンにより爆殺されました。

    その後組織は分裂、その分派の指導者だったアブ・サアド・オラクザイも2018年に空爆で死亡し、その間勢力を回復したタリバンとの抗争もあり組織としては衰退したと見られていました。

    しかし今回その健在ぶりを示したことで、再びアフガニスタンにイスラム国を支持する原理主義者が集まり、テロの巣窟となる可能性が出てきたわけです。

    当然アメリカとしては報復やテロ殲滅作戦を検討しているわけですが、上記の経緯からホラサン州には本拠地らしい本拠地がないため、空爆のターゲット自体存在せず、地上で戦闘員の掃討しようとすれば敵の敵であるタリバンとの協力が必須です。

    バイデン政権としては一方的にやられただけで終わるわけにはいかないので何らかの報復を実行するのは間違いないと思いますが、その実効性を考えるとかなり苦しい選択を迫られそうです。


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    地経学研究所 主任研究員

    米軍の記者会見によれば、テロ攻撃や被害の詳細は公開情報に基づいて分析しているという。米軍は空港の敷地内でしか活動していないので、現場でインテリジェンスを集めることは困難。IS-Kの攻撃者を捜し出し代償を払わせると勇ましいことは言っても、相手がわからない。

    バイデンは、退避のため必要な兵力増派は否定しないが、IS-Kを打倒するため大軍を送るつもりはないと明言した。退避を急ぐ、ということだろう。他方で、IS-Kは米国が退避してしまう前に次のテロを仕掛けたい。退避のため着陸・離陸する飛行機を地対空ミサイルで攻撃してくる可能性もある。自衛隊機も例外ではない。

    タリバンとIS-Kが衝突すればカブール市街戦の可能性もある。退避オペレーションと、それを狙ったテロ攻撃とどちらが先か、時間との戦い。


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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    「ホラーサーン」という地域名は、現代ではあまり使われなくなりましたが、イスラームの歴史ではよく出てくるいい方です。イランの東部、アフガニスタンを中心に、パキスタンや中央アジアの一部を含む範囲です。アッバース朝など、千年以上前のイスラームの王朝では、ホラーサーンは1つの行政範囲で、ホラーサーン総督が置かれました。
     イスラーム国が、ホラーサーン州というのを設定して、1つの管轄範囲としてるのは、そういう歴史的な背景があってのことです。そして、その範囲は、現在のアフガニスタンやパキスタン、イランの国境よりも、現地の部族の人間には自然に見える分け方、ともいえます。
     米国はイスラーム国の地域組織、つまりイスラーム国のホラーサーン州を名乗る勢力に報復しなければ、メンツに傷がつきます。やられっぱなし、ナメられたままだと、安全保障という稼業はやっていけません。
     しかし、米国は彼らを短期間で見つけ出すことはできないでしょう。2014年から、米軍やターリバーンに狩られ続けながら、各地に潜んで活動してきた連中です。ターリバーンの方が彼らについては米軍よりもはるかに詳しく、米軍はターリバーンの協力がなければ成果を挙げられないでしょう。
     これまでイスラーム国のホラーサーン州勢力を狩り続けてきたのは、ほとんどはターリバーンです。シリアとイラクで地歩を失ったイスラーム国は、アフガニスタンにかなりの人数が移動して、立て直しを図ってきましたが、アフガニスタンに彼らの国をつくられたりするのは、ターリバーンには許せないことです。イスラーム国も、米軍以上にターリバーンのことを敵視して、山岳地帯や都市部に潜んで、ターリバーンとの血みどろの抗争を続けてきました。米軍が出て行った混乱期の今こそ、イスラーム国にとっては旗上げのチャンスです。


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