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この流れは止まらないと思う。かく言う自分も二ヶ月ほどオフィスには行っていない。
リモートに絡むイノベーションはもっと出てくるのではないかとも期待しています。
勿論、オフィスが最もパフォーマンスが出る場所の一つですが、もはや全員がオフィスで働く時代は過ぎ去ったと認識をしています。これからはオンラインが社員共通の仕事の空間で、物理的な場所はそれぞれパフォーマンスが出る所で働く、という働き方をスタンダードにしていく(既にしている)所存です。
そういう働き方で自己の仕事のパフォーマンスを上げたい方は、ぜひヤフーの社員募集にご応募ください!
(*システム障害や緊急事態宣言時等の際には働ける場所は限定される事があります。また、ユーザーのデータ等はオフィス内のセキュアルームで厳格に管理されており、この「どこでもオフィス」制度の適用外となっております。)
「そのエリア、そのビルでなければ仕事にならない」などということは、以前からほとんどなかったものの、必要経費としての高額賃料は十分に機能し、おつりまでくるので、少しでも高級なオフィスから入居が決まっていました。
有能人材獲得の点からも、六本木や虎の門にオフィスを構えると違っていたようです。外資系コンサルティング会社の幹部の方が、「うちは世界では〇番目なんだけど、日本でちょっとうまくいかないのは、〇〇に入居出来なかったことが影響しているね」と真顔で言っているのを聞いたことがあります。
コロナ禍で、高級オフィスが従業員のニーズではなくなり(代わって在宅勤務)、お客様への営業やミーティングもオンラインになってしまうと高額賃料が必要経費として機能しなくなります。そういった理由から、今後優良企業(特に人材流動性が高い外資系企業)は、プレミアムクラスのオフィスの縮小をすすめてきそうです。
ただ、そのようなオフィスに賃料値下げの傾向が現れだすと、近郊から都心へのオフィス移転も同時に始まるため、結果的には近郊からオフィスの空室率が上がると考えています。いずれにせよ、都心に事業系高級不動産を有する会社は、これから大変だと思います。
ヤフーが、コロナをきっかけに、リモートワークの生産性を実感したことは容易に想像できる。だから、みんなリモートワークを徹底するというのも違うはず。対面の方が、生産性が上がると思えば、リアルに集まればよい。リアルも、オンラインも、柔軟に選択できるのも、魅力的だ。リモートワークや多様な働き方を、コロナとつなげて考える事自体が、もはや時代遅れなのだろう。
なんの仕事は集まることにするのか。
100%テレワークとか100%出社みたいな判断にはあまり興味はないですが、ちゃんと進化してどういうmixにするのか、に答えを出している会社は本気で強いと思う。
それが残る6割の意味でこれを是非知りたいと思います。
グローバルのデータにはなりますが、ハイブリッドワークができないと従業員の約半数が転職を考え始める、みたいな話もありますし、日本でもその流れは今後進んでいきそうです。
出典:
https://envoy.com/blog/what-is-a-hybrid-work-model/
こんな時こそガサッとやりゃ良いんですよね。Yahoo!さんみたいに。
一方で、週半分以上のテレワークは効率を下げるという話も。どのバランスとルールが最適解なのか。トライ&エラーですね。
他の企業も(固定費削減につながる)オフィス縮小に追随することは間違いありません。
困るのは大家さんと、出社しているだけで仕事していると思っている従業員さん。