【漫画第3話】日本人起業家は、シリコンバレーで通用するのか
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見る目がある人ってかっこいいですよね。
シリコンバレーでも、その他どんな競争の場所でも
駆け上がっていく人は、鋭く観察できる人なのではないかと思います。
そういう眼を持った人同士の出会いって、ただの偶然じゃないのかも。
そんなことを思う1話です!
注目のコメント
ラースさんとの出会いなくして、僕のアメリカは無かった。あの時、片言の英語で、必死に日本のロボットの良さを伝えようとする変人(僕)に対して、彼は一言「面白い!」と言った。それだけで良かった。ベンチャーとは、まことにそのようなものである。
私がWAmazingを創業して、1番大切だと思ったのは、仲間の存在だ。
…ということは、つまり最初の仲間集め。そして、次の仲間集めである。
WAmazingは、私を含めて5人で共同創業した。
何人かの人には『5人で創業?多いんだね』と言われた。
世間的にはスタートアップは、1、2名、多くても3名ぐらいで創業するものかもしれない。
ただ、私は、WAmazingのビジョン実現、作りたい世界観の実現のためには、ぜんぜん多いとは思わなかった。
『速く行きたいなら、1人でいけ。
遠くに行きたいなら、みんなでいけ。』
この言葉は、本当だと思う。
共同創業メンバーは、創業5年以上たった今でも、一緒に最前線で戦ってくれている。後半の2年近くは、コロナ禍の最中で、お客様のインバウンド旅行者はゼロ。WAmazingが、コロナ禍をおそらく生き残れるのは、創業メンバー以外も含め、残ってくれたメンバーや、経営ボードのおかげだ。
インバウンドベンチャーにとって、市場が消滅したコロナ禍は、直撃すぎた。いくら、新規事業や資金調達、コストダウン、雇用調整助成金の活用で、雇用を守ると会社側が宣言しても、先行きの不透明感や、家庭の事情などで、辞めていくメンバーも多数いた。
私は、メンバーならば、そのメンバーの個人の幸せが第一義だと思っている。創業者は時に、プライベートの幸せとはバランスを崩すが、それが、メンバーにあってはならない。
(本当は創業者であっても、なのだが。)
だから、辞めたメンバーの幸せを祈りたいし、恨み節は一切ないが、それでも、残ってくれたメンバーの方が多かったことが、めちゃくちゃ私を支えてくれた、という自覚はある。
シリコンバレーの起業家の話を聞くと、とにかく最初の仲間集めで苦労している。スタートアップのメッカであるが故に、人材争奪競争も激しい。
その上、生活コストも、東京より全然たかいので、年収1500万円は最低ないと、家族含めて生活が、という従業員側の事情もある。
同じ10億円を資金調達できても、東京とシリコンバレーでは、雇用できるエンジニアの人数が全く異なる。半分って可能性もある。
人数はもちろん開発力の差、開発スピードの差に現れる。
でもシリコンバレーだからこそ、まだ見ぬ世界を共に作ろうという人との運命の出会いの可能性も高いのかもしれない。続話が楽しみだ。