QPS研究所「宇宙からインフラ監視」衛星で10分おきに
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現状のQPS研究所が提供する高分解能SARデータがあれば、車の有無の識別くらいは可能です (体感1 mくらいあればできます) ので、着々と思い描いているビジョンに向けて事業を進めているという印象です。
SAR衛星は電波を送信する都合上、低消費電力と高S/Nの両立がキモとなっておりますが、展開式パラボラアンテナでアンテナ利得を稼ぐというスタイルです (小型衛星との親和性が非常に高いです。米国のCapella SARも似たような構想です。)
今後のビジネスの上でSARデータの位相情報 (カメラ撮影だけでは得られないSARデータの特徴) をどう扱うか、またさらなるサービスを意識して、さらなる高分解能化をどのように実施していくか (解像度が上がると観測物の判読までできるようになります) が気になるところです。
QPS研究所の今後を引き続き楽しみにしております (QPS研究所の方と色々議論してみたいところ)。福岡在住時代にQPSさんのお話を伺ったことがあります。
リアルタイムなGoogle Mapsを作ると言って小型(といっても1m四方だったかな)のレーダーを開発していました。似たような強みを持つ企業は世界に5社で、価格帯などからみると直接競合は1社と言ってました。
九大を引退した先生方が作った企業で、確か平均年齢が60超えてたはず。しかし社長さんは「だから若手の自分が入社したら頼りにされるんじゃないか」と思って入ったらまんまと(?)社長になったという経緯と言ってらっしゃいました。(うろ覚えです)
また、記事にもあるとおり、福岡、熊本などの中小企業をたくさん巻き込んでやってたのが印象的です。
たった十数人で地方都市でやってる世界クラスの技術スタートアップということで応援しています。これはインフラの保全をやっている人たちにとって朗報。今まで膨大なコストをかけていた業務が一気に簡素化できるかも。
#QPS研究所
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