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例えば、平均単価1,500円、粗利率30%とすると、450円の粗利の中で配送費などカバーし切れるか、チャレンジがあると思います。フードデリバリーの場合は外食の粗利率が70%近いのでだいぶ事情が違います。
かつてと違いフランチャイズビジネスでの加盟店の権利が問題視される中で、手間が増えて経済的に成り立ちづらいとなった時に本部の言う事を素直に聞いてくれるかというのもあります。
10年ほど前に移動スーパーとくし丸を創業する時、周りからは「そんなので採算が合うはずない」とよく言われた。実際、創業から3年間は赤字続きだったし、ボクのお給料もほぼなかった。
が、需要があるところには必ずチャンスがある。
要は、その需要に応えるために、どう工夫を凝らした仕組みに仕上げるかだ。難しいのは分かっている。が、課題は難しければ難しいほど面白いし、先行逃げ切り型のビジネスを創ることができる(だいたいの場合は失敗することが多いんだけど)。
なので、ぜひチャレンジしてもらいたい。とても難しい課題である。でも、多分需要はある。しかも、我々のやっている移動スーパーとの棲み分けも可能だろう。いろんな人が、様々なアイデアで、「そんなことやるかっ」というビジネスを創り出せばいい。それが世の中を面白くさせる。
でも、ビジネスには必ず「功罪」がある。功を最大限に、罪を最小限にしながら、新しいビジネスを創り出して欲しい。
一つは在庫情報がどの程度連動するのか
ニーズが高そうな弁当など惣菜類は品切れも多い中で、どこまで反映できるのか
あとは配達リソースの問題
個人事業主でない業者と提携とのことだがコストも高いし、即対応が難しいなどで実際どのくらいの時間で届くのか
最短が30分とのことなので、1時間くらいかかる場合もあるとすると即食ニーズには対応しにくいかも
いずれにしろコンビニとしては店で待つだけでない選択肢をどう持てるかが重要なので注目です
西濃運輸と立ち上げたジーニーがやるのだろうか?
https://genie.jp.net/
加盟店は販売金額の粗利分配なのか?
普通に考えたら、なかなかうまく困難なことだと思いますが、全国展開しても上手くいく準備が整ったんでしょう。都会だけでなく、北海道でもテストをやってきたんですから。
気になるのは、店舗フォーマットが変わるか。
どこで買うかの選択は、近さ・品揃え・価格。ECは品揃えが無限大で、コンビニはすぐに変えるという近さから価格が高くて、品揃えが絞られていてもこれまで成長してきた(とはいえ、あのスペースで3000点くらいの品ぞろえがあるってすごいことなのだが…)。
すぐ届くことは嬉しいが、どうしても必要なら買いに行ける。欲しいものがなければ需要は広がらないと思う。セブンが店舗を在庫保管場所とも捉える宣言が記事にある中で、そうであれば在庫保管に適した店舗フォーマットになって商品品数などを変えてくるか。
あとは、都市部と地方部でのオペレーションは違うだろう。実験も東京・北海道・広島でやっているとのことで、それの検証もあるだろうが、物流側の経済性含めて今後の報道も見ていきたい。
①種別ごとの荷量重心を整える、店舗間の在庫調整
②複数店舗を渡り歩くパッキング
③B2BとB2Cの混載と 混載変更拠点で効率化
④店舗固有の付加価値を追加しながら物流
(例:最初の店舗で素材、二番目のレストランで調理)
⑤プチ倉庫とキャリア余剰スペース賃貸
リモート冷蔵庫や、修理部品等のバケツリレー
リモートプリンター 印刷物や写真を配達
鮨屋のネタと弁当ベースで オレ流ちらし寿司
⑥C2Cハブ、C2C貸しショーケース。個人出版、クラフト等。C2Cのレンタル。
⑦電子書籍を買ったらリアル本借りられる。届く、返却。
⑧量を種類に変換する拠点としての各店舗(トッピングや簡単な加工や組み合わせでカスタマイズした製品を届ける)
⑨オモチャの修理や、刃物研ぎ、高級品磨き(得意分野の修理ベテランまで配達)
⑩以上のリアルタイム全体最適配車ロジック
セブンとファミマとローソン、「客単価」が最も高いコンビニは? “華金”に強いチェーンも明らかに
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1912/20/news070.html