米ホワイトハウス、国境炭素税への支持保留 物価への影響懸念
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そもそもバイデン氏の公約の一つだったし、7月に民主党内の国境炭素税支持派から案が発表され、バイデン大統領を説得するためにランチ会まで開催されていたが、ケリー気候変動特使が「最終手段」と評価しているように、ホワイトハウスでは同法案には一貫して慎重だった。
記事で、「中国など環境規制の緩い国からの輸入品に事実上の関税を課す」とあるが、法案に乗せられている対象品目は「鉄鋼、アルミ、セメント、鉄」の4品目で、中国はこれらの品目でそれほど対米輸出のシェアはなく、例えば米国が輸入する鉄鋼はブラジルやトルコといった国からで、必ずしも中国をターゲットにしたものではない。そもそも中国は温室効果ガスは大量に排出しているが、それは環境規制が緩いからというか、単に経緯の問題だろう。
法案
https://www.congress.gov/117/bills/s2378/BILLS-117s2378is.pdf