シニア向けジョブ型マッチングサービス「Inow」が正式リリース
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スタートアップが契約書を作る際など社内に法務に詳しい人がいるケースは皆無です。
これまでは地元の司法書士の先生やプロ人材にお願いしていたと思いますが、新しい選択肢としてベテランの方に法務や財務、販路開拓など経験値が多いシニア人材にお願いできるメリット大きいですね
注目のコメント
5月に事前登録募集をしていたものの正式リリースですね。
やりたいことは明瞭なのですが、気になる点もあるサービスという印象。
特に、「シニア特化」「ジョブ型」というコンセプト。
「ジョブ型」の本来は、ソフト/ハード面のスキル(Job Description)を需要/供給サイドで明確にした上でマッチさせていく欧米発の考え方です。
ここに「年齢」の考え方はあまり出てきません。
欧米では年齢は不問というか、採用において判断軸に入れてはいけないという法律まであります。「年齢だけ」では、何もその人のことを意味しないのです。
シニア = 仕事ができそう、というのは人材を正しく見抜けない採用担当者の手抜きであり、成果主義とも相容れにくい考え方です。
古い日本の終身雇用をベースとした企業の考え方には非常にマッチするのかもしれませんが、新しい時代のベクトルとは一線を画します。
スキルで闘えるシニア人材は他のプラットフォームで正しく評価されて刈り取られ、そこで売れ残った人材が「年齢から推察されるスキル期待値」でここで拾ってもらう。
そんな構造がちょっと想像されてしまいましたが、実はそういうビジネスモデルというかマーケットポジションを意図しているのかもしれないと考えると、実は事業としてアリかもと感じました。
とはいえ、日本のトップラインを伸ばす点への貢献度は低く、グローバル展開も難しいため、投資は集まりにくいと思います。