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ここで改めてアストラゼネカのワクチンについて知識を整理しておきましょう。

アストラゼネカのワクチンはファイザー、モデルナのmRNAワクチンとは異なり、ウイルスベクターワクチンと呼ばれるものです。このワクチンでは、ウイルスのスパイスタンパクの情報を脂でできた膜ではなく、チンパンジーに風邪を起こすウイルスを(複製しないように)無害化したもので体に届けます。

このウイルスベクターワクチンは、mRNAワクチンとは違い、これまですでに使用経験がありました。例えば2013年からのエボラウイルスの流行にもこのウイルスベクターワクチンの技術を用いたエボラワクチンが使用されています。また、人での臨床試験は、コロナ以前に、ジカウイルスやインフルエンザウイルスといった複数の病原体に対して行われてきており、mRNAワクチンより経験値の高い技術になります。これは、使用経験の浅いワクチンに対する不安の声に対しては解の一つになりうると思います。

そのほかの特徴として、冷凍保存が不要で、管理が容易であるという点も挙げられます。

有効性は、現在流行しているデルタに対しては、67%の発症予防効果を報告している論文があり、ファイザーのワクチンと比較すると劣るかもしれません。通常4週間隔で接種を行うワクチンとなりますが、12週間隔に広げたり、2回目をmRNAワクチンに変更することで有効性が高まることも示唆されています。

一方、副反応としては、mRNAワクチンと同様、接種部位の痛みや発熱といったものが見られることがあります。稀だが重い副反応として、血小板減少を伴う血栓症という病態が知られています。数十万人に1人程度の割合で起こると報告されています。これはファイザーなどのワクチンでは報告されておらず、ウイルスベクターワクチンに共通した副反応と考えられています。確かに起これば重度の副反応ですが、対象となるような比較的高齢の方では特に、ワクチンのメリットがリスクをはるかに上回ると考えられています。

また、この稀な副反応の認知と治療法が知られてきたという点は安全性を高めてくれる大きなポイントでしょう。

このようなことから、未接種で対象となる方(40歳以上の人、mRNAワクチンにアレルギーのある人)には、このワクチンも良い選択肢となります。
こうやって先行して出来るところから進めていって欲しいですね。
6月頃は大規模接種センターのガラ空きがニュースになるほどだったのにね。その大規模接種センターも今日で最後。

これが最後、自衛隊大規模接種センターのワクチン予約が本日(23日)18時頃から開始
https://newspicks.com/news/6123576