ZoomやNetflixがゲームを提供する理由──インスタントゲームのユニコーン起業家が解説
コメント
注目のコメント
ユーザーの利用活性化やロイヤルティ向上の一つのアプローチとして「ゲーミフィケーション」の取組みが注目されていますが、コロナ禍で新たなプラットフォーマーとなったZoomやNetflixの次の一手としての取組みがそれぞれの立ち位置が違っていて面白いです。
Web会議やコミュニケーションツールとしてのZoomが参加者同士の自己紹介やアイスブレイクを兼ねるゲームを提供するのは、まさに「そこ」といった感じで皆が欲しいと思っていた機能のはず。一方でNetflixが動画サブスクの次のマネタイズポイントをゲーム市場に見出そうとするのもビジネス領域との相性からも納得できます(但し、コンテンツ次第)。
それぞれの成否はこれからですが、これからのビジネスシーンにおける一要素として注目です。ここ2年間でオンライン会議が新しい会議スタイルとなった中、気を抜いたり純粋に楽しんだりする要素が徐々に欠けてきたのは痛感していました。オンライン飲み会が新鮮な時期もあったし、自宅に飲み物とおつまみが宅配されるサービスが生まれるのを横目に見ていたものの、対面にはどうしても勝てないと思ってしまうのは私だけではないと思う。
特にミーティング自体の雰囲気を左右する最初の数分間の導入部分。アイスブレーカー的な要素を担える手段がなく、どうしても雑談一辺倒。よってこのTV番組に実際に出演しているようなウェブデザインとありそうでなかったクイズを組み入れた機能などは、チームのコネクションを再確認したり、楽しい体験の共有を可能にする、新たなチームビルディングツールとなりそうだ。今後のテクノロジーとゲームの融合が生み出すシナジー効果に期待が膨らむばかりである。Zoomエコシステムでスタートアップが急成長しているというのは最近よく聞きますね。そしてこのゲームちょっと面白いかもですね。
#投資先が買収されたのでPlaycoの株主だったりします。