「名岐アパレル」で連鎖倒産、産地の厳しい現実
東洋経済オンライン
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この8月アパレル はどこも売り上げの落ち込みが酷さを増しています。
長引く緊急事態宣言と天候不順がダブルパンチになって、消費自体が冷え込んでいるのです。
駅ビルでも前年比が50%台のとことも出てきている。昨年好調だったECの売り上げにも陰りが。9月以降、コロナ禍がどこまで引っ張るかですが、この年末に向けて業界自体の冷え込みはますます深刻になります。
アパレル業界は裾野が広く、連鎖倒産も起きやすいのです。地方にある工場は、国内需要だけでは食べていけないところも出てきています。
一方で高い技術を持つ工場では、自社でD2Cブランドを立ち上げたり、海外からの発注が増えているところもあります。明らかにサプライチェーンが変わってきている。
その波に対応できる力が必要とされていると思います。
注目のコメント
日本で流通している衣料品の国産比率はわずか2%程度だったでしょうか。よく知られているとは思いますが、30年前は50%程度であったことから考えると、凄まじい減少です。
こちらも「産地」ではありますが、メーカーが集う産地とはまた異なり、商社的な業務が中心となっていますね。コロナ禍になる前から厳しい業界ですが、生産地ではなく、消費地としても成長の鈍化する日本に拠点を置くことの厳しさが感じられます。