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昨日の土曜日に、下記の通り
「制御不能の8月政局」と書きました。

後手後手、小出しの繰り返し。
1年半にわたり
何の戦略も責任感も
反省のかけらもなし
と言ったら過言でしょうか。
明日の横浜市長選で
首相が全面支援する
小此木候補が惨敗必至の形勢です。
「もはやこれまで」と、
自ら「総選挙の顔」にはなれないと、
総裁選不出馬(事実上の退陣)
を表明してもおかしくない。
首相の地元市長選惨敗により、
どんな津波が、政界を襲うか?
何が起こるかわからない、
制御不能の「8月末」政局です。
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菅政権への批判票が集まったとみられます。自民党の若手議員からは早くも「次の総選挙、菅総理で戦えるだろうか」という声が出ています。

TBSテレビ/JNNが当日行ったインターネット調査によると、山中氏には無党派層のうち4割の支持が集まりました。実際の得票では、菅首相の地元 横浜市西区・南区・港南区で、全て山中氏が最多に。小此木氏が上回ったのは、小選挙区の地元・鶴見区だけで他は全て山中氏がトップ得票の圧勝です。当日投票した方の中には「小此木氏というより菅総理のコロナ対策に不満」という声もあったとのことです。

史上最多8候補の選挙戦、当初はIR誘致の是非で、事前の各社調査では小此木氏ややリード、その後山中氏が並び、選挙戦に入ってからは山中氏のリードが広がり、終盤は「バンドワゴン効果」とも言える動きでした。終盤戦は、神奈川県内のコロナ感染爆発もあり、争点がIRよりもコロナ対策がトッププライオリティに位置付けられたように思います。

小此木氏は、大臣・国会議員を辞し、背水の陣の選挙でした。実際の遊説では「コロナは災害だ、菅政権とともにコロナ対策を進める、その内閣で自分は災害担当大臣だった」という点をアピールしていましたが、これが逆にマイナスになったものと思われます。街頭の様子も取材しましたが、本人がビラを配っていても受け取る人はごくわずか(コロナ禍でもありますが)明らかに“動員”とみられる数人の支持者が囲む状況。「無所属」であっても支援するのは地元出身の坂井官房副長官はじめ、自民県議・市議と典型的な組織選挙。この旧来のやり方で秋の総選挙を戦えるか・・・地元議員からも厳しい見方が出てくるでしょう。

一方の山中氏は、データサイエンスの専門家としてコロナ分析を行ってきた実績を最大限アピールしました。コロナ禍の市長としては、まず感染防止対策が求められますが、IR誘致に反対したことで、これにかわる将来の横浜市の財源をどこに求めるか、そのビジョンも今後問われると思います。

この選挙結果、菅総理にとって最大の逆風です。まずは今週26日(木)の自民党総務会で決まる予定の「総裁選日程」を、どう組むのか。その先の解散・総選挙のタイミングと絡んで、難しい判断となりそうです。
思った以上に大差で野党が推す山中さんが勝利。菅首相のなりふり構わぬ応援の甲斐もなく。これは間違いなく政局になっていく。明らかにこの結果は国民の菅政権に対する不信任票。菅さんじゃ、選挙は戦えないとの声は強くなる。支持率が高かった就任直後に解散に打って出れなかった度胸と勝負感の無さが全て。

第一次安倍内閣以降、福田、麻生と短命に終わって、大混乱の中、政権交代になった、あの頃に似てきた。唯一の違いは野党に対する期待もない。
山中氏は立憲、共産など野党支持層を概ね固めきったうえで、無党派層にも大きく支持を広げていたが、対する小此木氏は足場の自民支持層が固めきれず、無党派ではかなりビハインドする情勢だった。小此木氏が自民支持層を固めきっていれば接戦になったはずだが、そうならなかったのは、現職の林文子氏や松沢元知事、田中康夫氏といった有力候補が自民支持層を少しずつ削ったこと、また、削られることを許した菅内閣自体の支持の弱さもあるだろう。

直近の世論調査では、菅内閣の支持率が自民党の支持率を下回るケースが目立つ。要は無党派から支持を受けられない内閣になっている。また、支持層の内訳を見ても、自民支持層のうち菅内閣を支持しているのは半分強にとどまるという結果もある。解散総選挙を前に、菅総裁で選挙が戦えるのか、という声が自民党内から出るのは必定だろう。
これだけ多くの候補が出るのだから、フランスのように、上位2者で決選投票を行う方が良いと感じる。その方が、有権者不在の事前談合で候補が決まることもないだろう。ついでに、供託金制度も廃止すべきだ。自由に多くの候補が立候補し、その上で決選投票も行うのだ。もちろん、コストはかかる。しかし、民主主義のために十分なコストをかけない国は、当然、非民主的な国にしかならない。十分な議員数の保証が必要なことも、言うまでもない。日本の衆議院議員の定数は、人口6千万人台のイギリスやフランスよりもかなり少ない。
私は子供時代を横浜市で育ちました。
横浜市は、市政がしっかりしている!と長く感じていましたが、はっきり言って、林市長はコロナ禍では存在感が薄く、ワクチン接種もスムーズではありません。

そこに、何故か小此木氏が出馬。

市民は消去法で革新派を選んだのでは?
過去、革新が強い時代もあった横浜市ですが、政治経験がない大学教授を市長に選ぶほど、林市長を評価しない市民が多かったのですね。
横浜市民です。

林市政に対するマンネリズム、コロナ疲れと現政権への批判が漫然と合わさり、消去法的選択として山中さんに票が入ったという印象です。

無論、林さんと小此木さんで分裂した自民が自爆した側面も強いです。

また、他の候補にも一定票が流れた事実は、結局は山中さんに対する有権者の支持も盤石ではなかったことの証左でしょうか。

直接民主制たる地方公共団体、それも政令市の場合、決選投票制を導入しても良いように感じました。有権者も冷静さを取り戻す機会になります。
自民は惨敗。菅総理の責任問題になるのは必至です。
政党云々だけじゃなくて、若い人に市政をお願いしたいという層も出てきたのかな?国政も同じようにいくのかな?となると、恒例の重鎮が上位に並ぶだろう比例と、小選挙区で傾向が違ったり?
野党、完全に風はフォローです。ただ、くだらないことをすればすぐにアゲインストになる。それにこれは野党を支持しているのではなく、自民党には絶対に入れたくない、という意思が働いているはず。
だから本当に本当に困っている国民を第一に考えて、きちんと体制を作って欲しい。
でも、やっぱり1番現実的なのは、自民党の危機感を感じた若手が党を割ること。危機感は感じているはず。。
自民党に対する不満、さらには現体制に対する不満が噴出したのでしょうか?

野党がもう少し強ければ、フォローの風が吹いているんですけどね〜。