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【無料観戦ガイド】パラ開幕。「人間の可能性」の祭典

NewsPicks編集部
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  • 東京大学医学部附属病院 女性診療科・産科助教

    パラリンピックが開幕しました。
    日本パラリンピック委員会(JPC)では、2017年4月にJPC及びJPC加盟競技団体の組織運営に女性アスリートおよび女性スポーツに関わるコーチ、指導者、役員等の声を有効に活用するとともに、パラリンピックムーブメントを推進することを目的に女性スポーツ委員会を発足しています。本委員会では、女性アスリートの国際競技力向上に向けた調査研究や競技団体への教育・啓発活動、子育て支援、各組織との連携・相談体制の構築に向けた事業や、大会での相談窓口設置やメールでの相談を行ってきました。

     調査研究では、これまで明らかになっていなかったパラアスリートが抱える女性特有の問題、中でもコンディションに大きく影響を与える月経の問題についての調査を選手や競技団体に実施してきました。この結果、216名のパラアスリートのうち55%が月経の問題が競技に影響を与えていると回答する等、多くの課題が明らかとなりました。これらの課題解決に向けて、2020年度には全ての競技団体に「女性スポーツ連絡担当者」を設置し、競技団体での課題抽出や啓発、JPC女性スポーツ委員会との連携を行う体制の基盤が整いました。まだ、動き始めたばかりでこれからではありますが、パラアスリートにおいても女性特有の問題への支援や啓発が始まっています。
     今回の大会には、JPC女性スポーツ委員会委員の土田和歌子選手も参加されます。選手の皆さんには、これまでの練習の成果を発揮し、大会では最高のパフォーマンスを発揮して欲しいです!


  • スポーツフィールド 元パラバドミントン選手

    パラリンピック観戦ガイド、遂に来ましたか!

    パラリンピック競技には、健常者とほぼ同じルールで行われるもの(陸上、水泳、バドミントン、卓球など)、健常者競技のルールを改変したもの(バドミントン、車椅子テニス、車椅子バスケットボール、柔道など)、そしてパラ独自の競技(ゴールボール、ボッチャなど)というように、競技にも多様性があります。
    義足や車椅子といったテクノロジーが注目されがちですが、それだけではないルールの工夫がたくさんあることにもご注目頂ければと思います。

    そして、競技を行う上で鍵となるのがクラス分けです。個人競技では同程度の障害の選手間で競技が行われますが、団体スポーツやダブルス競技及びリレー等では、チームまたはペア内の選手が個々に定められた障害ポイントの合計点数が決められています。
    例えば車椅子バスケの選手は障害の程度に応じて1.0~4.5のポイントが割り当てられ、5人の合計ポイント数が14点になるようなチーム編成が求められます。
    そうなると「障害の重い選手を狙う」ことは戦い方の基礎となり、選手達にはその中での対応能力、戦術や駆け引きが求められます。

    最後に、選手達のバックグラウンドの多様性にも注目です。
    もちろん様々な障害の選手が参加しますが、
    ・障害者スポーツの中で競技を始めてレベルアップしてきた選手
    ・健常者の部活動で競技をしており、声をかけられ転向した選手(私がこのパターンで、パラ競技があることを知らなかったケースも多いです)
    ・ジュニア~ユース年代のトップアスリートが後天的に障害を持ち、パラ競技に転向した選手(元々の競技がパラになかったことで競技を変える場合も)
    などなど、その背景は様々です。

    障害者スポーツは競技面も社会面も知れば知るほど奥が深く、様々な課題も同時に抱えてはいるのですが、まずはご覧頂ければと思います。


  • NewsPicks 記者

    五輪が「平和の祭典」と呼ばれるに対して、パラリンピックは「人間の可能性の祭典」とされています。その見どころをスライドでまとめました。

    パラリンピックと言えば、個人的にすごく印象に残っているのがロンドン大会です。どの競技でもオリンピックと同じくらいの熱気と歓声がスタジアムを包んでいて、日本のパラスポーツとの違いを感じました。

    日本では長らく、パラスポーツは「福祉」の側面が非常に強く競技スポーツとして捉えられてきませんでした。
    健常者のアスリートはよく練習でナショナルトレーニングセンター(東京都北区)を使います。文科省が設置し、幅広い競技のトップレベルのアスリートが集まって練習する場所で、日本スポーツ界の発展の象徴のような場所です。
    このNTCすら、ほんの少し前まで「障がい者だから」という理由で多くのアスリートが使うことすら許されませんでした。

    ただし、今回色々な選手をリサーチしていて感じましたが、パラリンピックの選手たちも、金メダルに向けて切磋琢磨する姿はオリンピックと一緒です。

    最後に、記事中でも紹介する水泳の成田真由美選手のこんな言葉がすごく印象的だったのでご紹介します。
    「心のバリアフリーを浸透させたい」
    五輪で15枚の金メダルを獲得してきた成田選手ですが、若い頃は車いすを使っているという理由だけで多くのクラブから入会を断られたそうです。今大会を前に選手たちを見て普段どんな生活をしているか、思いを馳せてほしいとも語っていました。コロナ禍でテレビ越しとなりますが、選手たちの奮闘がとても楽しみです。


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