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スキンパックフィルムは食品に密着し、菌の繁殖を遅らせて消費期限を延長できることに加え、食品トレイと比較してかさばらないというメリットがあります。なお、食品トレーは主に商品を見栄え良く陳列するために採用されていますが、不要なトレーをレジ横や袋詰めエリアなどのごみ箱へ捨てる「くるりポイ」などの問題にも繋がってきました。

また、より多くのプラスチックがリサイクルされ、リサイクルの質の向上が求められる中で、印刷インキなどの色素は課題となってきたので、印刷インキ除去技術も実用化に期待がかかります。
『住友ベークライトは、食材の消費期限を一定期間延長できる「バリアスキンパックフィルム」を開発。このほど4度Cでの保管で、牛サーロイン肉は一般的なトレー包装と比べて17日間、牛もも肉も同様に11日間、消費期限を延ばせることを確認』

消費者の意識変容は、一番大切ですが、
こういうテクノロジーの活用も持続可能な社会づくりには欠かせない。両輪ですね
食品ロスにおいてもまずはReduce(減らす)することを第一とした時に、包材技術の向上、食品自体の消費期限延長の工夫はとても重要。
保管できる期限が長くなることで、在庫管理がより効率化でき、ロスの削減につながります。
ただ、こちらに関しては実際に陳列された際に、消費者が期限が短いものからとる「てまえどり」を実践できるかもセットで考える必要があります。「同じ価格であれば少しでも新鮮なものを買いたい」と考えてしまう消費者心理に対応して、事業者側が陳列する商品の期限をなるべく統一するなど必要になってくるかと思います。(後はダイナミックプライシングとセットならより効果的かと)

冷凍スイーツなど、冷凍補完できる食品も「必要な分だけ」その日に解凍して使用できるのでロス削減として効果的。一方で特殊な冷凍技術がないとどうしても解凍時の風味が落ちてしまう食品が一部あることが課題だったので、今回のような冷凍に特化した原料の開発は、今後も期待したいです。
包装資材に関してはだいぶSDGsが浸透してきたイメージあるけど、例えば中身の食品や食品原料に関して言えば、ほぼほぼ手付かずと言っていいレベル。大手の調味料や冷凍食品界隈の人たちに、この一年環境やSDGsに関して商談で話をする機会があったか聞いてみたら、皆笑ってました。そんなもんです現実は。ようやく大規模展示会等で細々と隅にコーナーが出来たくらい。そして、キーパーソンと呼べるようなマネージャークラスでもほとんど寄り付きもしない。結局世の中の食品企業や流通ってのは、様子見ながら仕方なく後手後手で対応するスタンスなんだろうなと。そんなんでまとまった数値目標に近づけるのか、誰がいつそこに横槍を投じるのか、色々疑問に感じる日々。
凸版印刷グループの塗料・インキメーカー。顔料、樹脂加工技術をベースとし、印刷インキから電子材料、機能性材料の分野へと事業を多角化。書籍などの紙用インキや食品包装パッケージ用インキで国内シェア首位。
時価総額
1,707 億円

業績

住友化学グループのプラスチックのパイオニア企業。フェノール樹脂を中心に高機能プラスチックが主力。半導体封止材で世界トップシェア。
時価総額
4,257 億円

業績