スプリンター×テクノロジーは「人類最速」を生み出すか
NewsPicks編集部
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すごく面白いなと思う反面、"お金をかけて最新技術を取り入れた人が勝つ"とゆうようなレースになりつつあるのも問題です。
オリンピックでもシューズや水着によって結果に差が出てくるとは言われてましたが、パラリンピックでは着けてる器具が大きい分、より明確に差が出てしまいます。パラスポーツが技術革新に役立つことは大歓迎ですが、競技会としての公平性は気になるところです。
しかし、肢体不自由者にとって装具は身体の一部という考え方に基づけば、その発展を競技会が阻害することも避けたいですよね。
もし装具に対して科学的な評価が可能ならば、選手の障害のポイントに用具の性能に応じたポイントを加算してクラス分けを行えば問題は解決するかもしれません。今週からNewsPicksでは東京パラリンピックに関連する過去の記事を競技日程に合わせて再掲しています。
本日から陸上競技が開始するということで、2019年12月22日に公開した最新技術を詰め合わせた義足を作る遠藤謙さんとパラアスリートのジャリッド・ウォレスさんのインタビュー記事をお届けします。義足などの開発にはエンジニアの技術はもちろんのこと、それぞれのアスリートに最適な形で提供することが求められます。世界最速のタイムを出すためにどのようにして義足が作られているのか、その裏側を読むことができます。
ウォレス選手は8/29(日)の男子100mT64と9/4(土)の男子200mT64に出場予定です。