中国のAI分野の新ユニコーン「SmartMore」がシンガポールに進出
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SmartMoreは2019年12月の設立以降、わずか1年で3回の資金調達に成功している急成長中の企業です。
ちなみに、創業者の賈佳亜董事長と沈小勇CEOはいずれも、顔認証技術などを研究・開発するテンセントの「優図実験室(X-Lab)」で責任者を務めていた経歴の持ち主です。
そして、SmartMoreが開発したスマート製造ソリューション「SMore ViMo」と超高精細動画ソリューション「SMore Media」は、汎用性の高さからハイエンド家電や新エネルギー、自動車、動画コンテンツ制作などの分野を手掛ける100社以上の企業に導入されています。
また、米フォーチュン誌の企業番付「フォーチュン・グローバル500」にランクインする国内外の大企業およびスマートフォンやスマート機器の世界大手とも提携しており、稼働中の生産ラインは数百本に上ります。
加えて、AIによる視覚的識別技術は累計1000万種以上の製品に応用され、製品のライフサイクル管理や生産効率、スマート化水準の向上を支えています。
同社はシンガポールにも進出し、今後の更なる活躍に期待です。
注目のコメント
こうしたニュースが増えるにつれて、東南アジア屋としては、中国テックに詳しい方々との有機的なコラボが必要になってきたと痛切に感じる。いわゆるテックジャイアントだけでなく、SmartMoreだったり、分野別の企業が東南アジアに進出する流れがますます強まっている。中国的な視点と東南アジアからの視点から議論を進めていくと、どちらかに偏らない形でより正確な分析が出来ると思う。