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この1年半の間、多くのイベント関係者の方々が開催中止という選択に様々な犠牲を伴いながら苦難を乗り越えられてきたかと存じます。乗り越えられなかった方々も数多くいらっしゃるでしょう。
「開催しない選択」をしてきた中で得た経験や対策を踏まえ、「開催する選択」にチャレンジすることは現況下であるからこそ必要なことであると私は考えます。
どちらにの選択にも必ず犠牲と責任が伴います。
その中で開催という選択をされたことに敬意を表し、何事もなくという訳には簡単にはいかないでしょうが、関係者の方々のイメージに少しでも近い形でイベント終了を迎えられることを期待しています。
行く方も運営の方も出る方も感染防止に努めながら、十分楽しんでください。
そしてこれは大いなる社会実験という意味でも意義のあるイベントになります。
今の日本に必要なのは祭りです。他でも開催される祭りをことごとく私は応援します。誰もが誰かの行動や言動を審査してケチばかりつけてる1年半。いい加減そんなのやめてほしいわ。
チケットだけ買って支援しようかと思ったけど、本当に行きたい人もいるだろうから、違う形で支援したいと思います。
運営側にとって、春先に開催を表明して規模の縮小と国内アーティストのみになった段階で、狙いはフジロックを続けることであり、そのことで国内の音楽イベントと新潟県湯沢町周辺を含めた地域の観光産業の火を絶やさないことに、焦点を絞ったと思うんです。
だから、今年のゴールは、「クラスターを出さないこと」であり、「開催地の地域住民から理解と協力を得る」ことをしながら、無事終了することができれるかが、勝負の全てです。
多少の陽性者の発生や、前後でマスコミやSNSで叩かれることは織り込み済みだと思うので、まずは無事にやり遂げてほしいと思います。
そもそも、フジロックは初回の97年の静岡天神山、98年の東京豊洲と、今の苗場に定着するまで、何度と困難を迎えては這い上がってきたフェスティバルです。
主催者でもないのに、なんで俺はこんなに肩入れしているんだろうと自分でも思いますが、人生の半分の夏をフジロックで過ごしたので、一方的に応援させてください。
「しっかり対策する」てなんだ?
それができないから、困っているのに、主催者の自己満足的な「しっかり対策」か?
一人でも感染者が出たなら、主催者は責任を負え!
結局、参加者の自己責任でしかない。
ここでも、比較衡量論で、開催したときの正味のメリットが、開催しないときの正味のデメリットを上回ればよいとするのか?
これでは、感染はいつまでも収束しない。
地元のその他の報道です
「フジロック」参加者が新潟県入り 期待と不安交錯の中、感染対策徹底し2年ぶり開催 8月20日から22日まで(テレビ新潟)
https://newspicks.com/news/6114591
期待と不安の中 2年ぶり開催 20日 フジロック開幕(新潟日報)
https://www.niigata-nippo.co.jp/news/local/20210819636242.html
ちょっと前までは対策さえすれば開催しても良いと思ってましたが、なんか今はそんな気分じゃありません…
参加拒否、自粛したミュージシャンはそう行動した。反対だ、と声を上げるほどの関心もなく、批判しても仕方ない。
参加者は節度ある態度で楽しめばいい。
感染者出たらほとんど濃厚接触可能性。
この時期に意外でしたが、
状況を観察していきたいですね。