[フランクフルト 19日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のチーフエコノミストを務めるレーン専務理事は19日、ECBの新たな政策の先行きを示す指針(フォワードガイダンス)について、インフレ期待を高め将来的に金利を上昇させる可能性があるとの認識を示した。

レーン氏はブログで「金利のフォワードガイダンスに盛り込まれた金融政策への体系的なアプローチはインフレ期待を高め、インフレの力学を強化することが可能だ」と指摘。「インフレ力学の強化は政策金利を正常化する鍵となる」との見方を示した。