政府、宣言解除基準見直しへ 医療体制重視 「入院待ち」指標化も
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「医療体制の重視」が前面に出てきたのは今さらではありますが正しい流れだと思います。これを機会に医師会の壁を崩してほしい。医師会の中身は病院勤務医ではなく開業医が多く占める。先日の重症化していない患者は自宅待機の意味は放っておくという事ではなく、地域の開業医をもっと活用するように促すことが重要です。それが今後の「かかりつけ医」制度の促進につながりますし本来あるべき姿。薬剤師のワクチン打ち手の話はいつの間にか無くなってしまったが、今後も継続的にワクチン接種が必要になってくる中で、欧米のようにドラッグストアで気軽に受けれるようにして、地域の「かかりつけ医」、「かかりつけ薬局」が最初の予防から入口の医療を担うべき。今は全て保健所で捌いて少ない大中病院に流すという役割分担しかしてないから医療崩壊が起きている。日本には一人当たり世界最高の約80万床のベッド数があって約3万床ほどしかコロナ病床に当てられてないのですから。
医療の供給を増やすために体制にメスを入れない限り、ウイルスの流行が自然に収まるまで、言わばノーガードで緊急事態が続くのではないかと陰惨な気持ちにもなります。
言い換えれば、患部は分かりきっているわけで、結局はそこに屈しるかどうかで、全ては変わるはずです。一年半を費やしてもメスが入らないのか、漸く入るのか。しばらく連絡が途絶えていた友人から久しぶりに連絡が来ましたが、コロナでホテル隔離から苦しくなり入院して重症化一歩手前まで行き死ぬかと思ったという話を聞きました。
今も症状は治ったが、後遺症で肺がやられていて苦しいし咳が出るし、まだ嗅覚や味覚が完全に戻っておらず、入院していたせいで足腰も弱り食事もできなかったから筋力も衰え、朝歩いてリハビリをしているとのことでした。私より年下の方ですが、想像していた以上に生活がガラリと変わり辛いことを教えてもらいました。
最悪なのは、家族全員(奥様と子ども3人)感染させてしまったことだったといいます。地元では今でも誰も対面で会ってくれなくなり村八分状態を味わっているそうです。話を聞いていて、こちらが辛くなるくらい酷い仕打ちを受けていました。
感染力の非常に強いデルタ株。
感染しない、感染させない。
自宅で急変する家族を見守るしかない状況は悪夢です。
少しの隙で人生をガラッと変える。
自分でなく、大切な方を自分のせいでそうさせてしまう可能性が大いにある。そのような感染症であることを改めて振り返りました。
重症者優先の原理はごもっともです。
しかし、併せて在宅療養やホテル隔離中の急変時へのリーチも体制をしっかり整えてください。