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タリバン指導部の新たな「顔」バラダル師とは?

The Wall Street Journal
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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    ターリバーン創設者たちの内で生き残っているのがバラダル氏です。初代最高指導者のウマル氏、2代目のマンスール氏、それにバラダル氏は、パキスタンにある同じイスラーム学校で学んでいました。この3人はアフガニスタンで帰ってカンダハルでイスラーム学校を経営していました。この3人が、ソ連撤退後の内戦期の1994年に旗上げして、アフガニスタン第2の都市カンダハルを制圧したのが、ターリバーンの始まりです。
     この3人の内、ウマル氏は死去し、マンスール氏は2016年に米国のドローン攻撃で暗殺されました。その後、バラダル氏が3代目の最高指導者にならなかったのは、2010年以来パキスタンで捕まっていたからです。現在の最高指導者アフーンドザーデ氏は、この3人の教え子にあたります。
     ターリバーン創設者3人が共にパキスタンで勉強していたイスラーム学校の経営者一族で、ハッカーニー家という一族がいます。ハッカーニー家は、パキスタン北西部で、大手イスラーム学校を経営する有力者です。ターリバーンの旗上げ以来、支援を続け、戦いにも参加してきました。この一族も、ターリバーンの中では主要な地位にいます。
     パキスタンにはターリバーン旗上げ当時、300万人のアフガニスタン人難民がいました。その多く、特に子供は、ハッカーニー家などのイスラーム学校の世話になり、教育を受けていました。そのようなアフガニスタン難民の子弟をターリバーンに送りこんできたのがハッカーニー家です。毎年、数万人の兵士がターリバーンに補給されるといわれてきましたが、それは、アフガニスタンに帰還してきた難民の子弟たちでした。
     バラダル氏らターリバーン指導部が言い続けてきたのは、イスラームに基づく統治という、彼らなりの世直しでした。それはフス派とか白蓮教とか神風連とかいった宗教に基づく世直しを掲げた集団がみなそうであったように漠然としたもので、みんながイスラームに従いさえすれば万事良くなる、程度の発想です。近代国家の統治構想というものではありません。パキスタンの難民キャンプから送られてきた子弟たちにすれば、故郷に帰って自分たちが主役の国をつくる、という思いはあるでしょう。

    アフガン新体制、不透明=タリバン、柔軟姿勢で市民懐柔
    https://newspicks.com/news/6108231/body/?ref=user_1125005


  • アフガン政権が崩壊してから4日。

    バイデン氏も想定していたよりも早く事態が悪化したことを認めました。各国はタリバンが政権を掌握したことで今後どのような動きがあるのか注視しています。

    本記事は謎に包まれたタリバンの中でも中心に居続けるバラダル師に焦点を当て解説しています。


  • 株式会社 アイエスアイ シニアコンサルタント

    情報をもっと整理しないといけないと思います。

    いま私が目にしているのは、空港から海外に脱出するため飛行機にしがみつく人々、脱出した飛行機の中に密集している人々の写真がセンセーショナルに報じられていますがそれがすべてなのか?

    この記事を読むにつれ、多角的にそして現地の声をもっと拾い上げて読み解かないとアフガニスタン問題の真実はわからないと思いました。

    以下、故中村医師のインタビューからも現地の声は聞こえてくる内容とかなり異なる印象を持ちました。
    https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00059/120400219


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