メイド・イン・アメリカの誇りをよみがえらせた「製造業の星」
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太陽光発電というとパネル部品に注目が集まり、価格の下落が報道されることが多いですが、こちらは発電した電気を送る「接続箱」などで有名な会社ですね。
「セクシーではない産業」とありますが、こうしたインフラ系の部品技術で十分に利益を出しているというのは、とても魅力的ですね。太陽光発電はとにかく安物買です。
基礎や架台も安かろう悪かろうです。
パネルからケーブルで電気を集める接続箱や集電箱など、そのケーブルの距離が長いとロスも大きくなりますが、発電事業者はあまり気にせず、とにかく投資回収の早いことを要望するものです。
アメリカの太陽光発電所は巨大ですから、ちょっとしたケーブルのロスも大きな影響を与えますし、パワコンも大型集中型なので、ストリング落ちもパワコンの出力を意外と大きく下げてしまいます。
ケーブルのロスはとても見つけにくいので、まず信頼されることが重要で、そのことが機会損失を最小化し、結果として効率の良いシステムに貢献します。
日本の発電事業者は目先の金儲けにはうるさいですが、機会損失には疎いですね。
ショールズ・テクノロジーズが決して安いわけではないが、発電事業者から選ばれるというのは、太陽光発電事業をちょうきてき長期的な事業として考えているという証拠なんですね。
日本はお客様が神様であり、目先の金儲けしか目が向かないという未成熟さについて、改めて考えさせられてしまいます。「工数は時間単位ではなく秒単位で計測」これが象徴的。アメリカでも現時点で競争力のある製造業は管理単位の細分化とそこからの改善(「明快なプロセス」)だろう。日本のものづくりは方向性は合っているのにな。ただ、基本的にいつでも任意に加工を中断できる組み立てへの親和性が高く、プロセス系産業では秒単位の管理は不要で、むしろ成り行きで製造して良いから、データ分析がカギという認識。