日本大使館のアフガニスタン人職員、国外への退避できず
朝日新聞デジタル
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イギリスの大使は、最後の帰国便に乗らず、カブールに残り、協力者へのビザ発給作業を行っていたと聞きました。日本の大使館員はどういった航空便を使ったかですが、国外から協力者の引きあげが可能なのかどうか。現地が混沌としているだけに心配です。
「日本のために尽くしてきたが スタッフや家族は数百人」
そもそも大使館を置く国の政変においてこの規模の現地スタッフを国外に脱出させた経験って日本はあるのでしょうか。
実際に派兵して犠牲者も出しているなど関与の度合いが異なるとはいえ、昨晩の演説ではマクロンが現地のアフガニスタン人スタッフ800人が既に脱出済みで残る人を救出するため軍用機と特殊部隊を派遣したと述べた辺りは流石に紛争地におけるリアリズムを見せつけられた思いでした。このために自衛隊法で在外邦人と外国人輸送任務を規定しているのに。。。
(「外国人」輸送の場合は余席があってかつ外務大臣の依頼がある場合。)
日本のために働いてくれたスタッフを置いて行ってしまうということは、今後同地域の人からの情報収集等の協力を得にくくなる可能性あります。これは日本として国益を損なう行為だと思いますが。。