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サステナビリティー債とは、通常の債権とは異なり、資金使途が特定されていることであり、環境・社会課題解決のための使途に限定されており、投資家から集められた投資資金はそのプロジェクトに供給されます。

ファイザー社のサステナ債の使途は、「新型コロナウイルスワクチン関連費用に充てる」とのことですが、2021年12月期通期は、新型コロナウイルスワクチンの売上高だけで335億米ドル(約3兆6500億円)、売上高全体では780億~800億ドル(約8兆5800億~8兆8000億)を見込んでいます。

利益も堅調で、2021年4~6月期決算(実績)は、純利益が前年同期比約59%増の55億6300万ドル(6190億円)にのぼっています。

同社の財務面を見る限りは10億ドル(約1100億円)程度の資金調達を公募する必要性は高くないと思われるため、同社のサステナビリティー債は「社会貢献に投資したい意向をもつ投資家向け宣伝商品」の意味合いが強いと思われます。ともあれ、理念、企画ともに、素晴らしい内容だと思います。
理念は間違いなく社会貢献であり、こうした事業を低金利で後押しするのは正しい政策だと思います。ただ、巨額の利益を出しているのも事実で、製薬業界はロビー活動に莫大な資金を投入しています。日本も同じで医療刑務所では一発百万円近いガン治療の注射が使われていると聞いたことあります。社会貢献関連の金融商品は、部分だけでなく全体像を見る仕組みを整備しないと、最近たまに見かけるESGバブルになる危険性があると思います。

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