【独占】群を抜くワクチン接種率。「相馬モデル」の舞台裏
NewsPicks編集部
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高齢者以外の世代を含めたコロナワクチンの高い接種率で注目を集める、福島県相馬市の立谷秀清市長にインタビューしました。独自のシステムをどのように構築し、市民の協力を得たのか。その答えには、日本全体でのワクチンの普及に向けたヒントが詰まっています。
特に印象的だったのは、データをしっかりとることや、その分析結果を市民に積極的に公開していくことについての意識です。例えば副反応について、相馬市は市職員や医療従事者から集めたデータを公表しています。副反応については厚生労働省もデータをまとめ、公表していますが、立谷さんは市独自の分析・公表を「当然のこと」と話していました。
接種会場の安全対策を含め、情報公開を丁寧に行うことが、市民からの信頼や協力につながったのではないでしょうか。国からのワクチン供給に遅れが目立つ中、福島県相馬市では早いワクチンの接種スピードを実現していました。立谷秀淸相馬市長に、相馬市の取り組みから日本の課題までを尋ねると、「住民との信頼関係構築と適切な情報開示が鍵」だと回答が戻ってきました。