GDP 2期ぶりプラスも 緊急事態宣言で「個人消費」伸び悩み
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緊急事態宣言が繰り返し実施される状況では、個人消費は伸びません。オンラインだけは別ですが。
昨夜京都は五山の送り火でした。従来であれば、多くの観光客で賑わうのですが、閑散としていました。ホテルもレストランも、土産物屋も冷え切っています。
そうでなくても財政的に厳しく、破綻寸前にある京都市。観光収入が減り、厳しさを増しています。地公体の中にも、厳しいところが出てきそう。コロナの収束を祈るばかりです。五山の送り火の祈りが届きますように。「稼働率落ち込み債務膨らむホテル 松山」 (@@。
人口100万人あたりの累計陽性者数と死者数は以下のような状況で、日本は欧米諸国の10分の1程度にとどまります。欧米の状況をパンデミックと称するなら、これまでのところ、日本にパンデミックは無かったと言って差し支えないほどの差があります。
日本 8,612人(122人)
イギリス 92,508人(1,957人)
フランス 93,125人(1,661人)
ドイツ 45,900人(1,106人)
アメリカ 109,992人(1,872人)
ところが日本は行動制限を長きに亘って続け、無利子無担保融資等の資金支援を巨額に出したため、倒産件数は例年より減っている状況です。その裏で膨らんでいるのが不良債権予備軍の山でしょう。売上が落ちても固定費を削減することが難しい中小企業は尚更です。消費の落ち込みは、その間だけの問題に止まりません。一刻も早く消費を戻し事態をこれ以上深刻化させないために本当に必要なのは何なのか。行動制限のみに目が行きがちですが、真剣に考える必要を改めて感じます (・・;前期比プラスと言えども、名目家計消費(除く帰属家賃)に関しては、コロナ前の2019年10-12月対比で▲4.2%の水準です。
このところの個人消費は新規陽性者数と逆相関関係があり、4-6月期は1-3月期に比べて新規陽性者数が減ったことで増えましたが、7-9月期は大幅に増加してますから、恐らく7-9月期の個人消費はマイナスでしょう。