「これまでよりも重症化のスピードが早い」「無力感すら感じる」 止まらない感染爆発、治療最前線の医師が伝えたいこと
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注目のコメント
谷口先生の、
>「入院依頼の電話を保健所や県から受ける時に思うのは、ショッピングモールで満車の時に駐車スペースを探しているのに似てる」>「でも入院は命がかかっているから、意味合いや重みは全然違う」
という言葉が、現在の苦しい状況を表しています。
一部の方が、なぜ医療業界はもっと頑張らないのかという疑問を呈しておられます。お気持ちはわかります。うまく機能していないことだってたくさんあります。
残念ながら、われわれは前線のイチ医師に過ぎません。
ある業界の中のある店舗の従業員のひとり、といってもいいかもしれません。その業界そのものを変える力はないのです。
しかし、なにもしていなかったわけではありません。
多くの医師や医療者が、個人でそしてチームを組んで、ボランティアで活動し声を届けることができるかもしれないと活動しています。
Newspicsで活動しておられる山田 悠史先生や、稲葉 可奈子先生もそのお一人です。
ワクチン接種率がおよそ半数に達そうとし、いよいよ米国の背中がみえようとしています。
▷ https://ourworldindata.org/covid-vaccinations
日本はワクチンへの信頼度が世界最低レベルです。
▷ https://www.asahi.com/articles/ASN9Y349GN9KULBJ00N.html
そのことに懸念をもち、多くの医療者が多忙の中で早くから活動されていたからこそ(この記事にあるこびナビなどの活動も含め)、現在のワクチン接種率につながる一つの原動力になっていると思います。
ワクチン接種率がいまほどでなければ、もっと悲惨な状況になっているに違いありません。
私は、だれかを責めるよりも自分ができることをしていこうと思っています。こういう現場の声は大事だと思う。データばかり見ている人は『死者が減っているからOK』みたいな短絡的な結論になりがち。僕も日本の医療制度には疑問を持っている1人ではあるが現場の医療従事者にはただただ頭が下がる。
普段から人の死を目にすることの多い医療従事者でも、重症患者が次々と運ばれてくるとかそういう過酷な現場では肉体的・精神的なストレスが半端ないと思う。トリアージとかの基準を国が示すとか、過労にならないような最低限の基準を設けるなど負担が過多にならないようして欲しいと思う。それらがないと、医療従事者が自分の休憩と患者の命を天秤にかけるような状態になり心理的な負担が増すと思う。
あと個人的に気になっているのが医療従事者のワクチン接種と防御のバランス。記事を見る限りは陰圧室とPPEのフル装備なイメージですが、福井市に作られた野戦病院的な施設の場合にどこまで防御すればいいのかが気になっている。
https://go2senkyo.com/seijika/157470/posts/287582
そういう施設がない場合は自宅療養も仕方がないが、家庭内での感染や、一人暮らしの場合での容態急変などのリスクが・・。できれば野戦病院的なところがベターだと思う。それを東京が整備できていない1つの要因が基準が高すぎるんじゃないかと気になっています。
医療従事者がいて人工呼吸器やネーザルハイフローなどフル装備は理想だが、それが無理なら、単に簡易のベッドが間隔をあけられて設置してあり扇風機などで換気し、ワクチンを打ったスタッフが食事やらお世話し、マニュアル通りに酸素濃縮器を使うくらいの簡易なものでもないよりはずっと良いように思う。超大変な現場の人のすんげーまともな話。
もし市中にはびこってるるのがデルタばっかで、デルタの感染力がはしか(麻疹)と同じくらいだとしたら、ワクチンで抑えられる効果は成人が95パーくらい接種しないといけないらしい(合ってる?賢い人?)。
でも俺は日本人の接種意欲はそこまでイケると思う。ワクチン打てさえすれば。
一つ。なるべく外出るな、つうだけでなく、もう一歩踏み込んで「パラリンピックをやってる場合じゃない」と言ってほしかった。個人的にはパラリンピックとても楽しみにしてたけど。