メルセデスがフォーミュラEから撤退の意向か。「技術とマーケティング」の価値考慮
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3年前、ポルシェ919ハイブリッドEvo.がとんでもないコースレコードを記録した。個人的には、速さを競う技術の追求はここで一旦打ち止めだと感じています。
https://f1-gate.com/porsche/919hybrid_43306.html
これからのモータースポーツは速さではなく興行的に面白いか面白くないかの方向へ向かわざるを得ない。面白くないフォーミュラEから撤退が相次ぐのも仕方なしです。
一案ですが、車体を大幅に小型化してかつモトクロス並みにスプリント化すれば、EVでも面白くなりそうな気がします。F1は「走る実験室」と言われるけど、空力の鬼才ニューウェイも最近はF1から市販車の応用される技術は少ないとインタビューで答えた。
そういう意味でフォーミュラEは、バッテリー効率や高速の充電など百年に一度の変革期の自動車産業に応用が可能な部分が多い気がする。
正直なところアウディやBMWやメルセデスが撤退する理由はよく分からないけど、最大の要因はフォーミュラEの魅力の少なさではないか。
F1やインディ500と比較し、フォーミュラEのF2程度の遅いスピードや歯医者の削る音のようなモーター音にあまり魅力的には思えない。EVもエンジンもレースで得られる技術と市場の求めるクルマの乖離が大きくなってますね。
特にEVでは旋回性や加速性なんかを求める人はさらに減るでしょう。ネットワークを用いた機能の継続アップデートやV2Vサービス、車室空間の活用なんかがウリになるはです。そんなのレースでは関係ないですからね。
今後はメーカーはキットだけを売って、レース好きな人たちが参戦する形になるんでしょう。よりエンタメ色が強くなりそうです。