九州で激しい雨 西~東日本でも災害危険性急激に高まるおそれ
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危険スポットにいる人を特定し、避難するようにリアルタイムで通知するシステムが普及すれば被災する人が一気に減るはず。技術的にはすでに可能ですが、個人情報の問題や管轄が細かく分かれていることから実現していないのが現状です。
先月はドイツでも大洪水で多くの命が奪われました。しかもアラートシステムのテストを怠っていたことが発覚し、避難通知が3−4時間遅れたとか。実装するだけでは不十分で、運用が大事になります。
注目のコメント
昨日各所で起きた土砂災害のニュースはショックでした。まだまだ雨が続くというということで、さらなる災害が発生することでしょう。気が休まりませんが、どうかキキクルなどの防災情報チェックをお願いします。
日本の多くの大都市は、川が形成した沖積平野(ちゅうせきへいや)にあります。しかも、国土の10%の沖積平野に、約50%の人口と約75%の資産が集中していて、もともと洪水にはぜい弱な土地です。さらに、産業の発展に伴い、過剰な地下水のくみ上げによって地盤沈下が発生し、ゼロメートル地帯と呼ばれる地域が出来ました。この地域に降った雨は、自然に川には流れ込まず、地面を流れて道路側溝から下水管を通ってポンプ場に集められ、ポンプを使って川に排出(すぐ後に「排水」という用語があるため)しています。これを雨水排水設備といいますが、時間50mmから60mmの雨に対応できるように設計されていますので、それを超える雨が降れば、道路や低い土地が浸水します。
川の水位が高くなると、排水ポンプを止めざるをえない状況になります。そうすると、地域の排水ができなくなって、「内水氾濫」が発生します。
私たちが住んでいる場所を堤内地(ていないち)といいます。一方「堤外地」の水を「外水」と呼び、堤防が崩れるなどしてあふれ出して起こるのが「外水氾濫」です。氾濫した水は大量の土砂を含んでいます。
東日本大震災では、仙台空港の地下駅が水没しました。利用者は空港ビルに避難して被害を免れています。地下鉄・地下街・地下駐車場・地下室など多くの地下空間が、ゼロメートル地帯にも存在、これらの地下空間が浸水するような場合に対応できるのかという問題が残されています。
個々人が何が起きるかを知ることの大切さ。雨量、浸水、洪水というよりは、『土砂』に注意ですね。
キキクルの危険度分布が分かりやすいです。
https://www.jma.go.jp/bosai/#pattern=rain_level&area_type=japan&area_code=010000
果たして実態と合っているのか。