【栗野宏文】結局、「おしゃれ」ってなんだろう?
NewsPicks編集部
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注目のコメント
「社会的地位を認識できるコード」としてのモードは終焉し、これからはダイバーシティの時代に入る、という見方をファッション業界の中心にいる人が語るから説得力があっておそろしい(笑)。
「格好やルックスを整えていても、自分と向き合えていなければ、人との接し方、自分の出し方、あるいは人が表現しているものの受け止め方も浅くなってしまいます」
ほんとうにこれ、実感しますね。どんなにかっこよく決めた方でも15分も話すと底がどの程度の深さなのか伝わってしまう。だれかが指南するモテ服なるものを自分らしさに反して着ても、本当に自分にあったパートナーはますます見つからなくなる、っていうのも根は同じだと感じます。「おしゃれとは生き方の問題であり、その本質は、自分が自分らしくいるかどうかだと思うのです」
ファッション業界の最前線を40年以上も歩む栗野さんの一言だからこそ、重みがあります。"着こなし"…自分らしさを表現することとして改めて認識できた内容でした。自分らしさを追求しなければ身につかないという言葉に経験からの示唆を感じました。年代問わず、誰もが保有しているジーンズも"らしさ"が求められるものですね…。