【新基準】GAFAM、コロナ明けの働き方はハイブリッド型に
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もはや、シリコンバレーではオフィスで5日間働く、というのは過去の話になっています。
どこまでリモートにするのかが議題の中心であり、社員もより柔軟な働き方ができる企業を魅力的だと思っています。こうなると、横並びで同じ「特典」を持っていないと他社に人材を取られてしまうことになりかねない。
まさに、ライバルたちの動きを見ながら、自分たちの譲れないラインとのせめぎ合いというのが今のIT各社の現状です。
私の友人も、多くの人がサンフランシスコを去って行きました(一時的、永久的両方で寂しい)短期的と言って街を去った人たちは戻ってくるのでしょうか。
金融機関が多いNYでは、オフィス再開に向けて社員が街に戻ってくる動きが出てきているとの報道もありますが、サンフランシスコは、IT企業が多い分、まだその戻りは緩やかなよう。
街に住む人たち、店、全ての経済活動が大きく変わってくることになるので、今後の企業の決断に要注目です。プロダクトをつくるために、多様なメンバーが創発的に価値を創出するための環境としては、リモートとオフィス、どちらが良いかと言えば、物理的に机を並べて顔を合わせ、ランチを一緒に食べて雑談して仕事をする方に軍配が上がりそうです。
反対に、長期間コロナ禍で通勤の苦痛から逃れる経験をすると、リモートワークの方が無駄な時間も少なく、この環境の継続を希望する人が多くなるのにも頷けます。
結局は、中庸的なハイブリッドな形が落としどころになるんでしょうね。金融でもゴールドマン、モルスタはほぼ出社を求める一方、シティはハイブリッド前提。WSJなどの調査では完全オフィスなら60%の人たちが転職を検討するという調査もあります。まだまだオフィスとは何のため、管理って何?という議論は続くと思います。