タリバン、首都カブールを包囲 北部要衝も攻撃(写真=AP)
日本経済新聞
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なんか日経だけやたらニュースが異常に遅いですが、首都40キロどころかタリバンは東、西、南の3方向からカブールに侵攻し、今朝からすでに首都攻防戦が開始されています。
また、北部最大の要衝で、内戦の天王山となると思われたバルフ州の州都マザリシャリフも昨晩あっけなく陥落。
ついでカイバル峠を越えてパキスタンとのルートに位置する東部最大の都市ジャララバード、最後までタリバンに抵抗していたハザラ人が大多数を占める中央部の主要都市ニリが、相次いで無血開城しました。
現時点で34の州都のうち、少なくとも27がタリバン支配下となり、実質的に残る大都市は首都カブールのみとなっています。
又大使館防衛のためアメリカ軍5000がカブールに向っており、又今朝カタールからアメリカのB52が飛来したようですが、カブール防衛のためではなく、タリバンに鹵獲された航空機を破壊する為のもののようです。
タリバンのアフガニスタン制圧は最早目前で、今は首都攻防戦による凄惨な市街戦で多くの人命が失われることなく、平和的に政権の移譲がなされることを祈るしかありません。