三菱重工、回収CO2の取引市場 日本IBMと整備
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日本IBMが三菱重工様と取り組ませて頂いているプラットフォーム「CO2NNEXTM」(コネックス)です。
フィジカル空間とサイバー空間双方でのCO2の流通を促進していきます。
サスティナビリティは1社単独で解決する問題ではなく、企業を跨いだエコシステム、プラットフォームの形成が重要になってきます。
実際グローバルでは、様々なエコシステムが既に存在しています。
どうしても日本は自前主義やケイレツの意識が強いからか、他社とのエコシステム形成には消極的ですが、これをきっかけに進んでいくと良いな、と思っています。
以下のセミナーでも、三菱重工様をお招きして、詳しく語っていただきます。
https://events.nikkei.co.jp/40564/最近、ビール、ドライアイスやその他化学品に必要なCO2が不足しているのでので回収したCO2の再利用(カーボン回収利用(CCU))について注目が集まっています。
記事にも問題提起されているが売却されたCO2の売却分はCO2削減としてカウントされるのかどうかという点については、常識的に考えると飲料品の様にすぐにCO2として排出されてしまう製品の原料については少なくともカウントできないのではないかと思う。
https://newspicks.com/news/6047952/body?utm_source=newspicks&invoker=np_urlshare_uid289374&utm_medium=urlshare&utm_campaign=np_urlshareCO2そのものの取引市場の設立へ。
記事からは日本国内だけの動きのように見えますが、グローバルでもこの動きが進むのか。運搬コストを考えると排出権取引の方がベターな気もします。
ネックとなりそうなCO2運搬についてと思い調べてみると、
パイプラインや船舶を利用した輸送検討はなされているようですね。
https://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/sangi/ccs_jissho/pdf/001_05_00.pdf
https://www.mol.co.jp/pr/2021/21054.html
CO2が石油代替となるくらいのカーボンソースにするためには、パイプラインや船舶での輸送も置き換わる未来がやってくるか?CO2分離回収と運搬時のコスト低減が課題かと。