タリバン進撃、米政権に衝撃　同盟国は失望

アメリカ軍の予想以上の速さでタリバーンが、アフガニスタン各地を制圧しています。12日夜に第3の都市である西部ヘラート、13日朝に人口第2の都市である南部カンダハルの「制圧」を宣言。タリバーン側の綿密な計画があったようです。８月末までの米軍撤退は、対立を深める中国に集中したいバイデン政権の意向でしょう。「中国・ロシアの外交官は、米国は友人を早晩見捨てる信用できないパートナーだと、新たな信ぴょう性をもって世界各国で吹聴してまわるだろう」と米専門家が指摘するように、同盟国の米国への信頼が揺らぎかねません。