ENEOS、メガソーラーに単独出資 出力規模12.1万キロワットの国内有数案件
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原発が一基だいたい100万キロワットなので、今回の12万キロワットは、原発一基の1/10程度ということになります。
原発は廃棄物処理の問題や、災害時リスク、防衛上のリスクが高すぎるので、この自然エネルギーへの流れはとてもいいと思います。
ただ、こういった局所集中の施策も良いのですが、各家屋やマンション、ビルの屋根にソーラーパネルと蓄電池を付ける施策を補助金付きで進めるべきだと思います。
蓄電池の価格はTeslaが参入したことで、Panasonicなど従来の蓄電池よりも1/3まで下がりました。
まだ、日本に本格参入はしていませんが、今後、Teslaのパワーウォールが至る所に設置が進むと思います。
https://www.tesla.com/ja_jp/powerwall
日本の国土の狭さを理由に日本には向かないという方もたまに見かけますが、上記の通り、以前よりも高性能がしており蓄電池も価格がかなり下がっており、設置できる屋根や屋上の面積はかなりあるので、まずはやることをやってから、水素火力発電やアンモニア火力発電など、原発から離脱するのに必要なHowを考えるべきだと思います。再エネで一番とっかかりやすいのが太陽光なので、各社『再エネに取り組みます』っていうのが真っ先に太陽光になりがちなんだけど、、、うーん、本当にそれでいいのかい?って思ってしまいます。
ほぼ全ての再エネインフラ投資法人の資産内訳は太陽光が占めており、このままだと日本の再エネは発展しないのではないかと、、、
地熱、風力、波力、バイオマス等、もっと他の分野へ食指を伸ばせる企業がでてくることを期待しています。メガソーラーを既存の電源と比較する場合は、太陽が出ているときの最大出力であるkW(設備容量)だけでは無く、実際に電気を利用する場合の基準であるkWhで比較すると実態が見えてくると思います。
メガソーラーの設備利用率は15%、既存電源(火力・原子力)は70%程度なので、太陽光で既存電源と同じkWhを取り出そうとすると、4.7倍の設備容量が必要になります。(厳格にやるのであれば、蓄電池などの設備も含めた比較が必要。)
FIT導入からもうすぐ10年…各電源の特徴に対する理解がもう少し進んでも良いのではと思っています。