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1台粗利20万円強上乗せ トヨタ、好採算SUVで最高益も

日本経済新聞
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    ニューモデルマガジンX 代表取締役社長兼編集長

    モデルミックスと言いますが、一般的に高額車ほど粗利は大きくなります。別にクルマに限ったことではありませんね。
    見逃すべきでないのは、世界がトヨタ車、レクサス車をライバル車を差し置いて買ってくれている事実です。
    ブランドに対する信頼感が高まっている証拠ですね。

    で、問題は足元の日本です。国内流通の動揺は厳しい状況にあります。26日発売のマガジンX10月号で詳述します。


  • ユーザベース SPEEDAアナリスト

    一般論としてそう。Big 3はずっとそこが稼ぎ頭だったし、金融危機前後でガソリン価格高騰とか経済悪化で高価なSUVが売れなくなったのも、破綻のトリガーだった(それまでの累積があってのトリガーではあるが)。
    あとは、足元は自動車需給がタイトだから、特に米国ではインセンティブも少なくて済むと思うので、粗利率が大きく上がっていると思う。記事に米国でGMを抜いたとあるが、GMもだし、またFordはたしか4-6月期は半導体不足で半減くらいだったと思うので。

    でも、トヨタもBig 3も、また欧州系自動車メーカーも、儲かるからSUVとなっている。そしてSUVは重い…
    EVとか環境負荷について、環境面での盛り上がりと、儲かっている面での盛り上がりのこの二つの現実を、各企業はどうしていくのだろうとは思う。


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    日本総合研究所 理事

    個社の努力も大きいと思いますが、供給制約で販売価格に上昇圧力がかかっているという環境改善要因もあると思います。


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