マスク氏、ルネサスとボッシュを名指し-自動車用半導体の生産停滞で
Bloomberg.com
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供給タイトになると、当然利益率が大きいユーザー向けの生産・出荷が優先されることになる。
トヨタを始め、自動車業界全体にいえることかもしれないが、各OEMメーカーの購買力が強力であり、材料調達価格の値下げ要求に対応せざるを得ない部品メーカーがサプライチェーン上に多々存在する状況となる。
改めてOEMメーカーはサプライチェーン全体の利益配分も考慮しないと、ビジネスモデル自体が破綻しかねないと危惧する。自動車における半導体不足の議論が日本は多いですが、そもそも世界の半導体需要ではスマートフォンとサーバーなどのICT分野が約30兆円と圧倒的に多く、かつ成長率も高い。産業機器とゲームと自動車はその次のグループです。なので半導体メーカー側がアロケーションをどう考えるかの影響を受けます。なのでテスラがいかに先進企業で注目度の高い企業といえど、自動車メーカー個社の話ではなくて業界全体の課題と思います。