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米、在アフガン大使館の職員縮小へ 約3000人の部隊を一時派遣

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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    現地の米国大使館には「まだ1400人が残っている」とあるように、非常に大規模な施設群です。普通に「大使館」といわれてイメージされるような建物ではありません。現在も、常時、米兵650名に防衛されています。
    https://www.mwengineers.com/portfolio/us-embassy-afghanistan/
     なぜそこまで巨大かというと、アフガニスタンを実質統治していたためです。憲法をつくり、議会と選挙を整備し、諸々の法案をつくり、軍、警察、学校、医療、インフラ、その他諸々を整備してきました。戦後の日本にあったGHQよりも多くの仕事をする機関といえます。なお、イラクの米国大使館はもっと大規模です。
     2000人以上の移動になりますから、それだけでも大規模ですが、CIAの要員なども含めると、米国人だけでずっと多いでしょう。日本などの同盟国の人間も連れて行かなければなりません。アフガニスタン人でも、対米協力者は、数千人、場合によっては万の規模で受け入れます。
     米軍が使っていた空軍基地はすでにターリバーンの勢力下にあるので使えません。使えるのはカブール国際空港だけです。ターリバーンの部隊は、カブール国際空港から100km以内の範囲にもいくつかいますが、カブール内部に潜伏している要員も含めれば、空港の襲撃くらいはいつでもできます。カブール攻略自体は、まだ1週間以上先でしょう。
     米国としては数千人、場合によって万単位の移動になることを考えれば、できるだけ早く撤退作戦を始めるべきでしょう。
     米国大使館スタッフは、これまでやってきた全てのアフガニスタン統治を引き継いでいくべきなのでしょうが、引き継げるアフガニスタン人がいません。いたとしても、米国に連れて行ってもらうことをひたすら懇願しているでしょう。
     なお、英軍は600名を派遣、カナダも特殊部隊を派遣して、米国と同様の撤退作戦を行います。在カブール日本国大使館は、おそらく米軍に同行させてもらうのでしょう。


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    東京大学 公共政策大学院教授

    アメリカは本格的にアフガンから手を引く。すでにタリバンがカブールに迫っており、大使館員を避難させるほどなのに。トランプ大統領も口では撤退すると言いながら、最終的に踏み切れなかったことをやろうとするのは、退役軍人などの支持をトランプから引き離す効果もあるだろう。


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    旧南ベトナムのサイゴン陥落を思い起こさせる状況です。あの時も米国人と親しい南ベトナム人が陥落前に脱出すべく大使館へ殺到しました。

    違うのは、サイゴンと公海は70キロほどしかないため米軍ヘリによるピストン輸送ができたことです。かたやアフガンの周りは米国の敵だらけに近い状況であり、数が限られる航空機による脱出しかありません。それまでの間、米軍は何としても時間を稼がねばなりません。

    北ベトナムはサイゴン郊外のタンソンニャット空港を占拠したものの、脱出する米軍ヘリは狙いませんでした。タリバンはどうでしょう。滑走路が運用できれば援軍が来ますから、これを破壊することが第一目標に思われます。この撤退戦は簡単ではない。それを一番熟知しているのが米軍であり、一時的とはいえ追加派遣せざるを得なくなったことが、米軍にとっても想定外な状況になっていることを暗示しています。


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