シニフィアン朝倉氏「大型資金調達できる新興足りない」
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注目のコメント
「レイターステージのスタートアップに大規模投資する海外投資家が増えてきているのに、なぜレイターに投資する日本の投資家は出てこないのか?」といった切り口で記者の方からご質問いただいたので、国内でもレイターステージに大型出資する投資家は増えていますよといった旨をお話しました。
Post-IPOの継続成長を視野に入れた資金と洞察の提供をテーマに4年前にシニフィアンを設立し、2年前にはTHE FUNDを組成して活動してきましたが、日本にもレイターステージの市場が確立しつつあることを感じますし、マザーズへの早期上場に加えて新たな成長オプションが出てきたことには、一定の意味があったのではないかと捉えています。
「小さく生んで大きく育てる」アプローチと「大きく生んで大きく育てる」アプローチ、スタートアップにとって選択肢が増えたことは、エコシステム全体にとって歓迎すべきことでしょう。
この点、投資家サイドの自分が何を言ってもポジショントークになってしまう節はありますが、他の投資家の方と話していても、スタートアップの総数に対して資金供給は十二分という話になります。
呼び水となる資金供給は準備できたことで、今はどれだけの才能を起業に導けるかが主要課題になりつつあるように思います。この点、スタートアップ・スタジオのような取り組みがより重要なのかもしれませんが、このあたりのトピックに触れる機会が、ひょっとしたら来週のINITIALセミナーでもあるかもしれません。
【速報セミナー】2021年上半期 スタートアップ資金調達動向 -Japan Startup Finance 2021-
https://newspicks.com/news/6095203
それはそれとして、撮影があると知らず、自分史上最もカジュアルな出で立ちでメディア掲載いただきました……。