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ダイレクトリスティングなども検討して欲しいなぁ。
証券会社のIPO戦略も変わってくるのかな?
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得てしてIPOは、投資家の観点から、初値の高騰が期待される宝くじのような対象として捉えられがちです。
一方で会社にとって、IPOは成長に必要な資金を得る機会。初値が公募価格から大きく高騰している状況は、本来、会社が調達できるはずだった成長資金を獲得できなかったことを意味します。

ここ最近、上場後に海外投資家から大きく資金を調達しようという動きが出ている背景には、こうした上場プロセスの歪みも少なからず影響していることでしょう。
スタートアップの成長促進を通じて新たな産業を創出するためにも、成長資金を調達・提供する場として国内市場が有効に機能する必要があるのではないでしょうか。

新興、海外マネーで育つ 上場前から投資家と関係構築
https://newspicks.com/news/5546692/
IPOの課題については、下記のNP編集部の記事が、コメント欄含めてとてもまとまっているので是非併せてご参照いただきたい。

【超入門】なぜ、IPO株は儲かるのか?
https://newspicks.com/news/5931805

そういった状況で、エネチェンジが実質的なダイレクトリスティングといった手法を取るといった取り組みもあるが、そもそもの課題への対応がされるほうが良いに越したことはない。
https://newspicks.com/news/5494876

下記なども併せて。
シニフィアン村上さん:IPOの役割が危うくなっている訳
https://newspicks.com/news/5272450

One Capital 盛島さん:いいIPOとは?
https://newspicks.com/news/5898738
初値ギャップの異常な高さは、先進国の中でも日本特有の現象。裏を返せば、これはIPO企業の資金調達のおいて機会損失が起きていること。
こうした初値ギャップの背景には、プロトスターの栗島さんに教えてもらったが、未上場市場の未発達も関連性も大きいようです。
行政が実態把握に動き出すことで株式周りのインフラも更に整いそうな予感
IPO時の価格がフェアな値決めがなされていないのではないかという話はよく聞くので、もしそうなのであれば世の中的に是正されることを願いたい。

ここには一般論として証券会社のビジネスモデルに起因することが挙げられます。営業部隊をもたないネット証券はそういうことはないと思いますが、営業部隊を抱えるリテール部門を大事にする証券会社が個人投資家に買ってもらうために(儲けさせるために)少しバリュエーションを下げるという構造があるのかなと(ただ、買ってもらうことは良いことなので個人投資家に買ってもらうために割安にすることが悪いことではないと思っていますが、必要以上に下がることは問題だと捉えています)。

最近のスタートアップは自社を長期で見てもらい(個人投資家は短期視点になりがち)、かつ、適正バリューで評価してもらうために海外投資家から資金を調達することもトレンドになりつつあります。

証券会社にはバランス感覚をもった値付けが求められるので、もし私が将来的にIPOする機会があれば、ぜひバランス感覚をもった値付けでお願いします!笑
NewsPicks編集部でもつい先日の特集で取り上げたばかり。

★【超入門】なぜ、IPO株は儲かるのか?
https://newspicks.com/news/5931805

朝倉さんが解説してくださっている通り、公開価格が正しく評価され、もっと高く設定されていれば、企業はもっと多くの資金を調達できていたはず、という意味で、公開価格設定はウォール街のブラックボックスとも言われています。

最も興味深いケーススタディはSpotifyでしょう。同社が直接上場を選んだのは資金調達が不要だったことが強調されていますが、本当の問題はこのIPOディスカウントを回避することだった、と当時のバリー・マッカーシーCFOがFTへの寄稿で述べていて、企業側の目線がぎゅっと凝縮された内容になっています。

★IPOs are too expensive and cumbersome(IPOは高すぎてめんどくさい)
https://www.ft.com/content/60cd1bb8-9970-11e8-88de-49c908b1f264

米国ではIPOのこうした公開価格設定も進化し始めているようで、SPACブームがその引き金を引いたとIPO研究の世界的権威・Jリッター氏は述べています。

★【結論】いま、上場の世界で起きていること
https://newspicks.com/news/5931806
ここにメスが入るとは。証券会社へのプレッシャーになるか。
折角上場しても市場から吸収できる金額は下がるし
市場価格より何分の1で株を手放した既存株主の不満も大きい


発行体は初めての上場のケースが多く証券会社の上場引受部のアドバイスを信じるケースが多い
上場事に獲得できた額により証券会社と発行体は利益相反するようなことはないように思うが
実際は証券会社内部では営業>引受部のパワーバランスなので初値が公募価格を下回るような失敗は許されない

営業から見ると
上顧客へのお土産
損さした客への補填の代わり
新規顧客へ営業ツールになっている

以上の理由からなるべく安くしようとしていると推測
日本の場合は小規模上場を許容するマザーズが新興企業の上場市場として存在しており、そのためにIPO当初の投資家が個人投資家中心である等の事情が背景にあることは理解していますが、将来的に株式公開も検討し、いままさに主幹事証券候補の選定過程にある新興企業の経営者としては、仮に既存のIPOプロセスに「歪み」がある懸念があるのであれば、今回の実態調査やその後のアクションで適正化が進むことを期待しています。