美容ローラー、根拠なし 販売会社ヤーマンに課徴金
コメント
注目のコメント
氷山の一角です。美容領域ではこの手の広告や優良誤認は日常茶飯事だと思います。
医学であれば「体験談」なんてものは全く当てにならない一意見に過ぎません。多数を集め、統計学的手法で比較して、定量的に差が示せてはじめて、「効果がある」となります。
しかし消費者訴求力としては「体験談」、特に著名人やインフルエンサーのものは統計なんかより遥かに強く、美容や食品などでは頻用されています。明らかに詐欺的なものは取り締まられるべきですが、微妙なものはなんとも言えません。
余談ですが、最近薬機法が改正され、医薬分野においては広告規制が厳しくなっています。身体への影響や効果を謳うものについては、きちんとした基準を持って情報が扱われるようになると良いと思います。美容機器メーカー「ヤーマン」に対し、消費者庁は11日、根拠がなく景品表示法違反(優良誤認表示)に当たるとして、課徴金239万円の納付を命じたとのことです。
詳しくはこちらをどうぞ。
https://www.caa.go.jp/notice/assets/representation_cms212_210811_01.pdf
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO57456630R30C20A3CR8000/
・「電気刺激で細く」根拠なし 通販4社、景表法違反
消費者庁が再発防止命令
(日本経済新聞・2020年4月1日)